さて、来年2月には私もいよいよ50歳です。母の年齢に近づきつつあるなぁと。母の母もまた若くして亡くなっていることからもガン体質なのではないか、その血を受け継いでいるのではないかと思うわけで、私としてもあと3年の人生かもしれないと考えたりしています。どれほどガンの発見率が上がろうとも、年齢が若いほどガンの進行は速く、見つけたときには…となる場合が多いと言います。そう自分を脅したところで、人生の長さについてです。感覚の話ですが、子供の頃よく言われたものです「人生は長い、子供の頃の頑張りなんて十数年やそこらだ。その後の成人してからの人生のほうが長いのだから学生のうちに努力はするべきだ」みたいなご意見。今50を目前に思う事は子供の頃(高校卒業程度まで)って今でも人生の半分だったかのような気がしてならない…。ええ、ご指摘の通り、オトナになってから漫然とボケッと生きているからかも知れません(笑)。未成年の20年間、とにかく長かったという感覚。未成年の20年よりも成人期間は10年多く生きてきて、それでも半分強が未成年期間だったような感覚です。結局子供の頃って長く感じるんやないかーい!!ってことです。歳を取るほど一年は短く感じるようになります。当然です。子供の頃、例えば15歳なら1年はそれまでの人生の1/15の長さ。50歳での1年は1/50の長さです。1年が短くなっていって当然じゃないか。
もう一つ、これは愚痴ですが…。50にもなろうという男が「若手」です。どこに行っても若手と言われる世の中って正常なんですか?と。「今の50は若手」とか言われる。そうだろうと私も思いますけど、そのくせ自分で「まだまだ若輩者で…」なんて言おうものなら「オヤジでしょ」と返される。社会的には50はもういい大人です。オヤジすら通り越しかも知れない。だのに年上からは特に「若手だ」という評価です。若いのか若くないのか…微妙なお年頃なんですね。でも健康診断の度に何かしらの不都合が見つかってくるという。そりゃあ50年間狂いもせずに稼動し続ける機械製品なんてほぼ無いってハナシですよ。どこかしらにガタが出てくる。それを経験してきているにも関わらずの「まだ若手」とは…。結局若いか否かはポジショントークなんだなって思うわけです。
コラム終了まであと7回!
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