さて、昨年の反省会記事も刺激的でしたが、今年もどうしてナカナカに刺激的かも知れませんね。まず母の日に贈る息子・娘世代の年齢層が上がり続けている。もちろん貰う母の年齢も上がり続けています。ですから母の日=カーネーションの図式はもはや崩れ健康志向品にシフトしてきた。又は「モノからコト」に移行し温泉家族旅行などに…。何となく程度で1輪カーネーションを渡すといった程度にまで減少しているのを肌で感じます。母の日を浸透させ世間に広めたまでで花屋業界の役割は終えたのかも知れない…ビジネスモデルとしてお花の役割は今後どうなるのか…。悲観している訳でもないんです。その脇で花屋さん業界でもない別の所が母の日ギフトとしてカーネーション鉢をネット販売にて大量の受注を奪っている(花屋業界側の視点)のも事実です。つまり需要はまだあって、その掘り起こしを花屋さん側ができきれていない側面がある。これも仕方ない部分もございます。花屋さんは日々も忙しい。年に一度の母の日にどれだけリソースを割けるのか?と言われればネットでのコマースに長けた別業主の方々に奪われていくのも事実です。母の日ギフトはゴールデンウイーク中に!とシフトしていき、当日はボーナスステージのオマケ程度になっていくのではないか?当然ゴールデンウイーク中に前倒しする方々に作用するよう母の日ギフトの内容も変えていく必要があるのでは?と近年は考えている次第です。
若い世代はとかく人口が少なく、生まれてこの方不景気しかない人生で、母親に高価なプレゼントをできないというもの事実です。自分の欲しいモノすら買えてない。この不景気を打開するのには倍以上の収入が必要と考えます。岸田さん、「所得倍増」の公約はどこに?エネルギー問題の状況から値上げが起こっていますが、これで経済は良くならない。当店も近々運賃値上げに踏み切らねばなりませんが後ろ向きな値上げです。アタマが痛いです。
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