2023年02月13日

#968 余命のこと

私事ですが本日、誕生日を迎えることができました。49歳になります。最後の40代…嬉しいかな悲しいかな。店長です、こんにちわ。大人になってからのほうが人生長いって子供の頃に言われたけどウソだと思うほどアッという間。

さて、突然ですが、私の母はすでに他界しております。53歳でした。若年性のガンが転移が原因ですが、母方の血筋はこのガンが多く53歳でも長生きしたほうだというほどのガン家系です。そして恐らくですが私にもこれが受け継がれているものと思われます。現在ではガンは治療可能な病気と言われておりますが、「早期発見・早期治療」が大前提です。ガンは若ければ若いほど転移のスピードも速く年に一度の健診程度では手遅れとなる場合が多いと聞きます。なら年に何度も受診すりゃいいじゃんか!となりますが、実生活上、そうそう何度も何度もガン検診に行けるという状況にはないのが普通ですよ。目下、高校卒業を目前とした長男を見るにつけて、私の余命はあと何年か…と、別に宣告されたわけでもないのにただ漠然とではありますが余命のカウントを始めたわけです。これを超えたら私は人生のボーナスステージ突入ということでしょうかね。リアルにあと4年なんて、ヘタすると父より短命ということになっちゃうんですけどね。
このコラムも1000回で終了しようということで進んでおります。あと32回!つまり来年の誕生日はもう記事としての更新は無いので、今後の私を検証できなくなりますね。まぁその時は長男が継いでやる「かも」知れませんが…。長男も私と同じく国語「だけ」成績優秀という激しく偏った能力でして、文章構成もそのうち苦も無く出来るようになるのではなかろうか…。まぁやる・やらないも含めて彼次第です。
「悔いのない人生」ってよく聞きますが、現状の私はこの瞬間に悔いは無いですね。後悔とか人並みにありますけど、この先長生きしたからといって消えるような後悔ではなく、若気の至りがほとんどです。子供も一番末は中学一年生、もう究極明日私が死んでも生活に困窮する事はないでしょう。生命保険金もタンマリでしょうし…(笑)。死が具体的に目の前になればまた違った見方もするのかも知れませんが。「これだけは完遂させてくれ!」「これだけはやってから死にたい!」というものはとりあえず無いという話です。
今お客様に、本当に余命を宣告された方がおります。しかしまだまだ前向きな事しか言っておらず、どう考えても自分の死後の話を明るく未来あるものにしようとしている。そのバイタリティが凄まじいなと。対して父は具体的な死期が迫っているわけでもなく余命もないというのに「死んだ後の事なんか知るか!」の一点張りです。これはこれでどうかと思うのですが、人の考え方は様々という事ですね。

とはいえ「ムーンショット目標」にも期待ですが(笑)




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