2022年11月21日

#956 夫婦のこと

明日はいつの頃から定着したか「いい夫婦の日」だそうで。私は一方的かも知れませんがいい夫婦だと思っている店長です、こんにちわ。三行半が怖い男。

さて、最近のデータで夫婦の馴れ初めの約半分がマッチングアプリによるものだという結果が。次いで友人・知人の紹介と。その裏で生涯未婚率もジリジリ上がっている状況です。思えば結婚というイベントは現代において、これほどハードルの高いものも無いかも知れません。出会わなければならず、恋愛せねばならず、両親を説得せねばならず、結婚生活を維持していかねばならない(という表現をするから難しく感じるのか?)。コロナ禍に青春時代を過ごしている私の長男(18)なんかもまた、恋愛だとか惚れた腫れたといった様子は感じられずです。「お一人様」という言葉まで浸透し家族が居なくても生活できるかもしれない状況になり結婚の意味を改めて問われた時、既婚者の私であっても結婚する事に明確な意義や利点を答えられない。「独身よりは…」という相対的比較でしか結婚の優位性を語れないのも事実です。経営者側としての視点としても、当店スタッフの独身者を見て「早く所帯を持って欲しい」と思う部分はございますが、しかし「なぜ?」と問われれば、明確な答えを出せないような気もします。誤解を恐れず一言で言えば「幼い」というべきか…。結婚する事で覚える事は明確に言葉にならなくても多いと思うのですが。しかし以前から申します通り、『4割程度の人が使えないシステムはすでに公共システムとして破綻している』という視点で言えば結婚制度という公共システムはすでに破綻しているといっていい。前述のようにハードルが高すぎるのです。ではこのままでいいかというとそうはならず、少子化担当なのか地方創生なのか、政治的なアプローチも大きいはずです。何の効果もないまま何年経ったのか…と。一般企業であれば効果が出ない時点ですぐにお取り潰しですよ。
難しくなってくるので戻しますが、夫婦って良いもんですよ!人として生きていくうえで大事だと思います(ザックリしすぎ。言われずとも分かってますか)。大鉄則として親子を含む他人との関係性において最も大事なのは「感謝」です。間違いない。いつも「ありがとう」を言っている人ほど周囲に人が集まります。感謝はなにも言葉だけではございませんが、近しいほど言いづらいものです。その距離感で最たるものが夫婦です。夫婦関係というものはそれほどに近く、それでも他人です。良い夫婦の日にかこつけて、チョットでいいからお花をプレゼントしてみては?貴方が考える以上に円滑な関係になる事ウケアイです。結婚は法律のうえだけでじつに危うい関係性かもしれません。それに「愛」というクサビを持って繋げている。子供もそう、社会性もそうです。夫婦関係はやめるのも大変難しい。しかし前提の結婚すら大変難しいと感じる人も多い。
私個人的な感想です。データもソースもないですが、マッチングアプリで出会って結婚できる人って本当にごくごく一般的収入と安定した基盤のある人だけだと思うんです。そういう数値から入る出会いですから。価格の安い順や評価の高い順に並べ替えして選ぶネット通販と一緒です。条件付けがシビアになったり、ハタと気づいて条件を緩和したりのせめぎ合いで決まる。抜きん出た収入や財産のある人や逆に、お世辞にも言えない低所得者の人はマッチングアプリを使うべきでは無いなと思うんです。どんなに吟味してもどれほど選りすぐりしても、結婚生活に後悔する瞬間はあります(瞬間的なだけですけど)。ならば別のアプローチを考えるべきでしょう。結婚したいならば…ですけど。


結婚はして欲しいけど、どう勧めればいいのか…
良い夫婦の日でも夜に会議が入っている店長でした。



にほんブログ村 花ブログへ
クリックをよろしくお願いします。
花束とアレンジメントのギフト フラワーゼーレ
この記事へのコメント
是非コメントを書き込んでください
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

フラワーゼーレの前身となる「高橋生花舗」時代の
店長コラムはこちらをクリックしてください。