さて、売り上げ規模が少ないのはお盆の一ヶ月後という期間の短さと、秋のイベント盛り沢山で墓参りにまで及ばないというのが原因と理解しております。仕方ないですね。可能なら11月くらいに移動して貰いたいくらいです。話は変わりますが最近の埋葬事情、墓石事情として「樹木葬」が大流行しているという話を聞きました。流行しているのは知っていたのですが、詳しく聞けば納得の内容でした。樹木葬とは樹木の根元に埋葬するというものですが、どこのどの木でも良いというワケでは無く、公園のように整備された霊園として運用されており、墓石が無いだけでお墓とは変わりない感じです。決定的な差は「檀家制度にとらわれない無宗教」という部分です。窓口がお寺である場合も多いですが檀家とはならずただの利用客・契約者です。永代供養のような制度も無く一定期間の保守維持費を支払えば5〜17年の任意または定期で簡素なプレートが設置され、そこにお参りです。一定期間後は共同墓標に移設されると。このお寺の檀家制度に捕らわれない部分が最大の魅力なようで、既存の仏教による墓には「人間しか」入れません。ペットと一緒に埋葬は仏教に反するのですが、樹木葬にその縛りがないのが魅力的なんだそうで。ペットを愛するあまりペット専用墓地なるものまであるご時世ですが、人間と一緒に埋葬できなかったための対応策だったわけでここをクリア出来る樹木葬はウッテツケということでしょう。私個人としては愛猫を飼っておりますが一緒に埋葬されたいか?と問われれば別にそこまでしなくても…と思うんですけどね、妻は迷わず一緒に埋葬して欲しいと。マジか…。花屋側としてはペットと人間の埋葬が別々ならお墓参りは2倍ですから嬉しいのですけれども。なににせよお墓参りの文化が残ってくれればウチはまだ生き長らえられるかなぁと。ここで少数派の「宇宙葬」(宇宙空間に散骨)なんてしたら墓参りはどうなるの?って事になりますからね。
あの世に行って帰ってきた人はいない(ことになっている)ので埋葬の方法でどうなるんだとか、あの世自体があるのかどうかとか、まったく分からない世界の話をしても始まらないので、この方式はどんどん増えていくのでしょう。しかし近い将来、人間は死ななくなる(埋葬自体が無くなる)世の中になるかも知れない!冗談で言っているのではなく内閣府が目標に掲げているのです。2050年までに【2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現】と書いてある。これって物理的にというよりも、魂のデジタル化、人間の仮想空間への移行を指しています。マトリックスの世界に行けと。私が76歳…ギリギリかぁ〜…。そうなったら、どうやって繁殖するんでしょうかね…。まぁそんな世の中になるとは未だに思えないんですけどね。マトリックスの世界で花屋さんってできるのかな?
内閣府「ムーンショット目標」
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/target.html
サイバネティック・アバター
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html
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