さて、ゴリゴリの保守を自他共に認めている私としまして、二度目の安倍内閣誕生時、それはそれは嬉しいものでした。そんな彼でも9条改正には漕ぎ着けなかったと思うと今になって悔やまれるわけです。此度の銃撃事件、「民主主義への重大な挑戦」などと言われておりますが犯人の詳細が明かされるほどに違和感しか感じませんでした。民主主義に対しての反発があって犯行に及んだわけではなかったからです。いわば私怨。一時は極左勢力か?まで言われましたが、極左ならこのタイミングで強行に及ばない。もっと計画的で狡猾なタイミングを謀り、しかも安倍元総理を狙わないでしょう。私個人の思いですが、こうした歴史的にも素晴らしい指導者や英雄や有名人をそうたらしめるのは、こういった最期もあるのではないか、と思うのです。ジョン・レノンも思い出されます。社会的にいわゆる「底辺」と言われる人によって殺害される。失業率と犯罪率の因果関係を言われるのもこういった所でしょう。間違った逆恨みです。なんなら犯人は精神的に病んでいるとされ、日本では重罪にならない可能性すら出てくる事案です。今回に限れば周到な計画と銃器の製造からも、弁護のしようがないとは思うのですが。警護の問題も指摘されております。私も問題だと思います。そしてその責任は?となれば大変優秀なエリートといって過言ない奈良県警本部長の解任です。恐らく一生出世の道からは外れたでしょう。今年4月に着任したばかりだといいます。危機意識が、警護体制が…と言いますが、元凶は容疑者でありこの容疑者は「無敵の人」というやつです。社会的にも失うものが何も無い人。あまつさえ刑務所のほうが衣食住に困らないと言って憚らないくらいの人もいます。悔しいのは安倍元総理であれ通行人の通り魔殺人であれ、1人は1人です。刑事罰としては社会的影響の考慮はあったにせよ死刑にはなり得ません。犯罪者にも法があります。
法は人「を」守るものではございません。人「が」守るべきものです。
9条改正反対論者の意見はどれも、この根底が間違えている。9条があるから守られるなど、どうしてそうなるのか具体的に説明していない。野党もほぼ改憲反対論には辟易します。自衛隊すら反対だ、話し合いで解決できる等…???ロシアに行って同じ事やって実績作ってから言って欲しいですね。中国に行って同じ事をやってから言って欲しいものです。
二度目の総理になる前、一度だけお話をした事がある店長でした。
安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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