さて、話題になり出した時にはすでに原作もすべて読みアニメも見たわけですが今回の映画だけは観ておりません。率直なところ、大騒ぎするほどの事かね?と思った個人的感想です。しかし冷静に考えてみると、ジャンプでのヒットの法則をすべて丁寧に組み入れている設定とストーリーなんだなという事に驚かされます。日本刀を武器として技に名前があり、厳しい修行を経て開花しつつ、かつては敵でもいずれ仲間にしたり、最大の矛盾が自己や身内にあったり、その中で主人公の才能は結局遺伝であったり血統によるものであると判明したり、ラストのボスに早い段階で出会っておきながら最後で対峙して苦戦するなどなど、鉄板的な法則は拾っています。倒すべき敵に対する優しさといいますが、これも決して新しい要素というわけではございません。むしろ唐突に敵の心象を出されるより、対決より前にもっと丁寧に描写していく作品もある。つまりすべてどこかで見たことがあるものを集めたという印象。しかしこれは中年になった私の感想であり、世間一般的に若年層からすれば初めて触れるストーリーだったのかな?ともするとヒットの要素を怒濤の如く出されてびっくりということなんでしょうかね。ヒットの要因とは分からないものです。
昔ですが、どこかの音楽系大学教授が日本の歌謡曲のミリオンヒット法則を見つけ出し、それにそって作詞作曲してリリースしたにも関わらずハシにも棒にも引っかからなかったという残念な研究結果を出していたことを思い出しました。研究の結果、ヒットには法則性の他にも何らかの要素があるという結びになるのですが、つまり何も分からなかったってことじゃないですかー(笑)。
鬼滅の刃ファンの皆様に一応お伝えしておきましょうか。
日本刀系と剣技のネタ元「るろうに剣心」「BLEACH」
呼吸と敵のネタ元「JOJOの奇妙な冒険」
敵味方それぞれの組織体系のネタ元「BLEACH」
このへんを改めてご覧頂くと、より鬼滅を楽しめるのではなかろうかと。
夜の妻は口呼吸の使い手でして…イビキで眠れないわけですけれど。
寝るのに全集中の店長でした。
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