2020年05月11日

#823 母の日総括のこと

何から何まで初めての経験ばかりな母の日が終了しました。業界的には今月1ヶ月間を母の日月間として推進したいようですが、「終わったー」と思ってしまうのも仕方ないのか。店長です、こんにちわ。あまり母の日関係ない当店。


さて、緊急事態宣言におけるステイホームにより通販によるお取り寄せが激増しており、そこに来ての母の日でした。運送業者は指定日の配達が出来なくなるとの見通しが連休前から懸念され、それに合わせて当店でも連休中着に分散するかたちでご注文主様にもご理解頂きつつの発送をしてまいりました。お陰様で遅延は今のところ確認されておらず、母の日当日まで順当に配送が出来ているようです。5月一杯が母の日月間と推進する側の当店でしょうけれども、やはり母の日当日を過ぎては「遅れてごめんね」という部類に入ってしまうため、これを避けようと必死でした。遅れるくらいなら早いほうが…というのは人情でしょうか。
一方、母の日のカーネーションに限らず、お花は海外からの輸入に頼る部分もございます。空輸にてのこれら切り花の輸入は減便や医療に関わる物品優先の中にあって母の日需要を賄いきれず、国産に頼る傾向が見られました。なにせ初めての経験ですから小売り側としても仕入れを例年よりは抑え、しかもギリギリで仕入れようとするほどにお花の流通量自体が無くなり、大変な相場になったという事も聞いております。連休中の制作・発送はむしろ例年より安く潤沢と思えただけに、いくら水物相場とはいえ大変な思いをしたお客様も多かったのではないでしょうか。
全国展開の外食チェーン店でカーネーションを販売したというニュースが大々的に流れましたが、これも市場に出しても値が付かないほどに崩壊した相場では出荷自体に意味が無いばかりか運送賃だけ赤字になるということから生産地が大量に廃棄をはじめたところに、救いの手をさしのべた感覚が強いですね。どうして外食チェーン店にこれを取られてしまったのか…花屋さん業界としても大いに反省せねばならない部分だと思うんです。ただ、当日にご来店して「今日でなくちゃ意味が無い」と駄々をこねられるお客様を見ていると、そこまで大事ならどうしてもっと早くご予約しなかったか?と思う反面、それだけ周知徹底出来ていない業界のセールスの弱さではないか?これですら出来ていないのに、と自虐してしまう部分もあったりです。
ちなみに早期の周知におけるジレンマなんですが、「今年はお早めに」とお客様に通知すると「去年は花だったし今年は別のものに」となって、結果的にお花をお選びにならなくなるという…。つまりどこまで行ってもギリギリで間に合いそうなのはお花だけという状況にて売り上げている側面があるのも事実でして、ギリギリで来るお客様を批難しきれるものでもないのです。今年に限っては当店の努力だけでどうにかなる問題ではないため、ご納得もして頂けるのか。ヒネクレちゃうと花屋さんが「もう無理なタイミングです」と言うと叱られるのに「運送業界的に全体も…」となるとすんなり受け入れられるのもどうなんだ?とこぼしちゃいましてゴメンナサイ。

とにかく私も花屋さんやって26年、こんなにヒマなゴールデンウイークから母の日って無かったと思う店長でした。


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