2020年04月13日

#819 流通のこと

業界内では母の日に向けての本格稼働が始まりました。が、この状況です…店長です、こんにちわ。お花の流通は意外と輸入に頼っています。

さて、当店の商品を見ればお分かりでしょうけれど、見本品といいますかパンフレット商品なんて一つもございません。「この内容、この商品で○○円」といったものは分かりやすいでしょうし、初心者ほど心配はないでしょう。しかしお花も農産品であり工場で作られている耐久消費財ではないのです。相場によって価格の変動も激しく、つまりパンフレット商品は「これならいけるだろう」という予測による価格で作られている。有り体に言えば「常識的範囲内の高い価格」を想定した内容です。「今日はコレが安い」とか「今はこれが旬だ」いった内容もまた想定の範囲内であり、今年のようにサクラの開花が妙に早まったりする事もお花の世界では何かしらの品目で起こり珍しい事でもないのです。そして母の日はカーネーションですね。大手の販売ほどこの「パンフレット商品」を掲げているのですが、その内容やデザイン、価格を決めているのは半年以上前の場合が多く、まさか今般の状況になろうとは思いもしていない。「お母さん、ありがとう」という飾りのオーナメントであったり、リボンであったり、器であったりまで中国産に頼っていた場合が多く、すでに在庫を持っていれば問題ないでしょうけれど、大手ほど在庫の確保はギリギリまでしないものです。つまり、

今、サイトに上がっているその商品、そのままのデザインで配達されない可能性がある。

という事です。すでに判明している所では洋蘭のデンファレはほぼ輸入。運送が激減し運賃が5倍にハネ上がっている割に、市場では価格が付かないため、いくら単価の安い海外産とはいえ商売にならないものを送って来なくなる可能性もあります。カーネーションは国内産よりもコロンビア産のほうが高品質ですが、これも便の減少に伴って流通量も減ります。国内産に切り替え可能ですが、品質の問題は天候にも左右されます。
随分前から言われていたのですが、パンフレット商品を買ったのに付いているリボンの色が違ったとか、お花の色が一つ違うというだけでも訴訟問題になる時代です。提供する側としてはパンフレット商品は不確実性が多くて怖い所にきてお叱りが訴訟にまで発展する。「写真通りにはなりません」という注意書きを載せるくらいなら参考画像で十分じゃないか?とも思うわけです。ラン類は特にですが輸入が多い。国内生産もございますが流通というほどの生産量がない。特に楽天市場に代表される低価格の過当競争になっている所は一円でも安く仕入れようとほぼ海外のものに頼っていたはずです。大事なプレゼントです、是非信頼できるお店に相談してみてはいかがでしょうか?可能でしたらネットではなくご近所でも対面で相談できるお花屋さんへ行ってみるか、外出できないならお電話やメールしてみる事をオススメ致します。今なら花屋はヒマです(笑)。それはそれは懇切丁寧にご説明してくれると思いますよ。



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