2019年12月16日

#802 仙台門松のこと

あと二週間で令和元年も終わりですね。当店ではお正月の準備に係っております。店長です、こんにちわ。門松は冥土の旅の一里塚。

さて、門松も当店では取り扱っております。180センチ程度から90センチ程度が一般的ですが、当店で製造しているわけではなく、農家さんに頼んで作って頂いている。オーソドックスな門松です。今年は台風の影響もあり門松に使用するワラが無く、コメ農家でありながらワラを買ってきてまで揃えたというから何とも複雑です。ついでに申せば門松を作る人も年々高齢化にて減っていることから、注文した数がそのまま揃うということも難しい状況になっております。自社でも作れるようにならねばならないのか?とリスク回避的な意味合いでも考えているところです。
全国的に「ご当地愛」と申しましょうか、何かにつけても地場産品・特産品を地元で愛するというか、地元を大事にするということを殊更に演出していくような風潮が感じられます(仙台だけではないと思います)。地元愛の醸成は反対する理由も無く賛成ですが、今までスッカリ忘れていた、地元ですら存在を知らなかったものを掘り起こしてきて、今から地元愛の一つにコミットしていこうという着想は新しい感覚のようで難しい。全国区になった「恵方巻き」のような文化ですね。地元の人ですらほとんど知らなかった、いわば途絶えかけた文化の再興です。「仙台門松」というものがまさにこれに当たります。「仙台門松はやってないの?」といったご要望を聞くようになり初めて知ったのですが、伊達藩の頃にはどうやら「仙台門松」なる地元独特の形状をした門松があったようで、これを調べたわけです。現在ではこの再興を目指している団体があるようでして、版権や著作権などは無いと思いますが、そもそもの仙台門松の素材が限られた特定の地域で採れた松や栗の枝という事ですから、同じようなモノを模倣して作ることは可能でも産地の違いがそのまま由来の違いになってしまうので縁起物としてどうなのか?という事も…。せっかく仙台門松と謳っている以上、しかもホンモノを作っている団体がある以上、ただ模倣したものを仙台門松と称して販売するのはいかがなものか?という妙かもしれないコダワリですね。まぁ…けずり花の開祖である当店でも版権やら著作権なんて無いままにいろいろな所での模倣品販売を事実上許しているわけでして、言い出したらキリがないものでもありますが。
仙台門松、ネットで調べると画像はすぐに見つかります。しかしこれもまた一応、著作権があるやもしれないのでね、勝手にここに貼り付けておくことは避けようと思います。私が思っている以上にこのブログが同業者・業界関係者に読まれているらしいですのでね、下らない話に毎週お付き合いさせて悪いナァと(笑)



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