さて、知り合いの政治家は皆、異口同音に「若者の選挙離れ」を危機的に感じていて、その打開にどうしたらいいか悩みつつも効果が得られていないというのです。選挙に行かねばならない理由というものを最も端的に説得できる方法ってないものですかね?「貴方の一票が〜」とは言いますが、本当にその実感が無い(否定しちまった…)。ネット投票にすりゃあいいんだとか、手法論の話は少しズレていると思います。政治に関心を…と言いますが、本当にそこまでの関心を持たねばならないのか?逆にそれほど関心事でなかった頃のほうが経済は回っていたような気もしますし、政党の深みに入っている国民が多い国ほど平和でないというか、内戦やらデモやらで政情不安があるような気もします。今世界中で騒がれている「電子決済」も、現金に信用が置けない国や、現金を持ち歩くこと自体が危険な国ほど浸透している。日本が今ひとつ浸透しきらないのは安心して現金決済が出来ているのに電子決済に移行する必要性を感じていないからではないでしょうか。こと「○○ペイ」に関しまして、当店でも導入しており、日々この決済をする人が増えておりますが、お客様のニーズがあるから導入していてクレジットカードのように新たな端末導入を必要としない、スタッフに覚えて貰う操作が無いからであります。私自身はペイ決済を利用したこともございません(笑)
説得という観点では町内会や自治会や組合や非営利法人団体や氏子(うじこ)、檀家(だんか)など集団を形成すべき場所に若者が関わってこないと言われて久しい。「どうしてそれに入らねばならないのか?」を若者に伝えられないからです。それに入ることによってどんな利益があるのか、ココだけなんです。若者の動機なんてそんなものです。プラスになるから、出会いがあるから、カネ儲けできるから、カッコイイから。これら何かしらの動機付けがないと動いてくれないのは今も昔も同じではないかと思うのですが。
若者のクルマ離れとかも同じです。若いうちなんて、カッコイイ、モテる、自己満足で乗る最たる物がクルマでしょう?それがカネもないもんだから効率論ばかり上げて「維持費がー」「意味ないしー」等と乗りたがらない。結婚ですら効率論で反論してきますね。「一人がラク」「子ども要らない」「したいけど出来ない」などなどです。やった事もないで知ったように論破して気持ち良くなり、そのじつ何もしないから大きなツケを後々になってから支払う事になる。かっこいいクルマを持てばモテると思ったのに実際そうでもなくて、勿体ないから見せびらかしてチョットいいなと思った女の子とデートしたりしてるうちに情も出てきて結婚なんていうのも動機なんですよね。もっとも、モテる必要性から説得しなくちゃいけない草食系ってどうなの?ってなってしまうんですが…。カッコイイ大人が減ったから目指さなくなったのでしょうか。責任は我々にあります。
中学3年の長男にどう説得するか悩む店長でした。
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