2019年05月12日

#771 デマのこと

本日は母の日でしたね。花屋さん業界としては最大の繁忙イベントの一つでした。「でした」なんですけどね。店長です、こんにちわ。当店は…ええ。

さて、当店に限りましては毎年切々と訴えております通り「仙台国際ハーフマラソン大会」走行コースによる交通封鎖によって配達に出られず、来店客すら当店へ来るのが困難になる状況からさして忙しい状況にならないというレアケースな花屋になっております。それでも、毎週日曜は定休日の当店でもいじらしく全員出勤体制をとっているのは、昔からの名残以外にありません(^^;)「スタッフ何人か休ませてもいいんだよ?」と言っても「母の日に休むなんて!」と。意地でしょうか。
毎年母の日には花業界を巻き込む何かしらの事件やデマや動きがございますが今年は『黄色のカーネーションは贈るべきではない』などというデマ記事の流布です。黄色のカーネーションがダメな理由は、花言葉が【軽蔑】などあまり良くない言葉だから…というものです。当店コラムでは随分前ですが花言葉がいかにテキトーに作られたものであるかを記事にして、事あるたびに過去記事をご紹介しております。過去記事
花言葉という出所が不明なモノをベースにしているだけの事もあって、「花言葉だから黄色のカーネーションがダメ」などいうものは一体どこの誰に対して作用する記事なのでしょうか。キチンとした取材が成されているものとも思えず、執筆者も不明です。チョット調べただけで黄色のカーネーションの花言葉が5個は見つかりますし、悪い意味ばかりではございません。ですから花言葉でフラワーギフトを構成するというものは全く意味が無い行為なんですね。販売側の花屋さんが「花言葉で組み合わせました」とかいう商品も見ますけど話題作り程度であって、一つ一つのお花を検索すると、まぁ花言葉の種類の多いこと多いこと!同じ花なのに正反対の花言葉まである始末です。ですから信じてはいけませんよ!
もう一つ、「グループホームや老人ホームでは喜ばれない」などという無責任記事のデマ。骨子としては「貰った本人が日々管理できないため職員の手間が増える」「花を食べてしまう」等ですが、これは花に責任があるのですか?まるで花全体が悪であるかのようなデマ記事です。そもそも花を持って配達に行ったりグループホームで過ごす肉親にお花を持って行った経験すら無いのでしょうね。花屋が持って行っても細い手を震わせて喜んで涙を流すんですよ。忙しいので早く次の配達に向かわねばならないのに「自慢の子どもなんだ」と延々聞かされるし、メッセージカードの文字が見えないからと代読さしあげますとニコニコと!また、自分にも来ないかと寂しげな表情でいるご老人も見受けます。今か今かと待っているのです。長く持たせる事なんてどうでも良いんです。3日後か一週間後か、いつかはダメになるのは分かっています。ダメになる姿をみて寂しくなる…そんな事はございません!お花を手渡しした経験がないからそんなことを言うのです。デマ記事書いている人に限って自分でお花をプレゼントした事が無いんでしょうね。花屋の配達や宅配に任せてしまうのも仕方ない場合もございますが、花屋として配達に行った時の笑顔は、本当はご注文主様へ向けられるべきものなんだと思うのです。その観点で申しますと、宅配便が箱詰めで配送して、一人で箱を開けて中のお花を見て、その喜びも一人では表現できませんよね。もちろん家族が居れば別ですが、可能なら喜びも多くの人とやりたいものです。と、自社でも宅配便での配送をしておりますけれども…理想ですよ、理想。

グループホームにいようが後期高齢者であろうが、母は母ですね。敬老の日とはまた別格なんだと思いました。ちなみに今年の10連休中に帰省して母の日も兼ねてきたという方々が大変多かったに聞きました。ですから今年の母の日は花屋業界では危機的なほど売れていないようです(^^;)本人から手渡しが一番なんですけどね!理想と現実と売上…どこにも完璧に振り切れないですね。



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