2018年10月29日

#743 自己責任のこと

40ヵ月間シリアで反政府勢力に拘束され開放された安田純平氏のニュースでネット界隈は話題でしたね。話題というか、どうやって(どうして)開放されたのか?の方向でしたが。店長です、こんにちわ。自己責任論とかいう論があるのでしょうかね。

さて、「やっちゃダメよ」と注意しておいてもやってしまって怒られてビービー泣き喚く子供を叱る第一声「だからやるなって言ったでしょ!」コレですよ。親子間でさえ「だからやるなと言った」です。分別のない子供でもそうやって叱るのです。大人で、しかもジャーナリストとしてお金を稼ぐプロであり、過去に幾度となく拘束・開放を繰り返し、日本政府からも再三「行くな」と言われ続け今回に至っては渡航に際して自ら「政府からの妨害にも屈せずに…」みたいな事を投稿しておきながら、「助けて下さい」と言う神経。拘束されていた時の状況というにのも不自然な点が目立ちます。本当に過酷な状況にいたのか?と疑いたくなる。安田氏の証言と、証言内容に近い拘束を本当にされた人の健康状態を比較して頂ければ、疑問を持ってしまうのも仕方ないのかなと。2015年1月にもイスラム国による拉致事件から「自己責任」に話題がシフトした事がありました。
そしてまた「ジャーナリズム」を振りかざして英雄視しようとする「ある方向性な」方々。賞賛の嵐と言っていいコメンテーターまでいる始末です。では、彼らにとって日本政府は安田氏を救出に行くべきだったのでしょうか?(=9条改憲ですが)。「仕方ないね」と言いながら開放されれば英雄ですって、虫が良すぎる気がしますが。テレビはもう信用できません。視点を変えて「自己責任」を終始貫徹していれば何をしても良いか?といえばそうでは無いはずです。必ず迷惑を被る人が居る。影響を受けてしまう人が居る。模倣しようとする人も居る。話し合いをすればテロや戦争は回避できると豪語していた方々…ジャーナリズムとして報道をしようとしただけで拘束されるんですよ。膝をつき合わせて酒飲めば解決って事はあり得ないとどうして気づかないですかね。まずイスラム教では酒が禁止なんですけど…。膝をつき合わせた場で「今すぐ改宗するか拉致されるか決めろ」と迫られるのではないか?と思いますね。そうやって拉致されたうえ身代金を要求され、これを支払った場合、そのカネでまたテロに勤しむのです。一人を救ったはずの身代金で大勢の人が無差別に殺されるテロが起こる。毅然とした態度って言いますが国際社会での毅然としたって一体何なのでしょうかね。

何が正解か分からない場合が多くなってきた店長でした。




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