2018年09月24日

#738 就労環境のこと

秋彼岸も真っ最中ですね。当然忙しいお花屋さんですがスタッフの動きも良くこの数年は大残業などは全く経験せず定時で終了できている不思議を感じてしまう店長です、こんにちわ。定時で終了って大事。

さて、他聞に漏れず当店でも平均年齢はジリジリと上がってきているわけです。当店ですでに30年を超えるキャリアを誇る番頭さんも体に無理は禁物です。若いパワーも必要なはずですが20年前とは違い、それほどの力仕事も無くなってきております。一番の力仕事が葬儀でした。自宅で通夜をして告別式を会館や寺院で行う場合が多かった20年前までは、まるで引っ越し業者の如く重い花や荷物を運ぶことが一番の重労働だったに思います。今ではすべて葬儀会館で完結ですから、便利な世の中になったものです。この便利性を加速させ生花スタンド花を全てコチョウランの鉢にしようと目論んでいる葬儀社もあるとか、ないとか。こうなると花屋さんの葬儀仕事はより無くなっていきます。生花を活ける技術を要求しないからです。いつまでも葬儀や結婚式での収益は見込めない…これは業界全体の共通した見通しです。こういった下請けのような仕事が無くなれば無くなるほどに残業なども無くなりますね。思いも寄らないような時間での納品や撤去といった下請け仕事が無くなるからですが、それだけ確実な収益性の仕事もまた無くなるという事です。より花屋さんの仕事はシビアになっていくことでしょうが、まず就労環境としてはより良くなっていく…というか、していかねばならない。当店では年間の残業時間なんて10時間を切ったと思われます。まだ若い頃はどこまで努力しても翌日に疲れを残すような事は無かったのですし、一人増やす事よりも給料値上げを要望していたスタッフが多かった。今となっては無理して働くよりも人員増やして定時で帰る事が最重要のようです。老若男女を問わずです。
そしてこんな状況であっても、ジリジリではございますが、売上げは成長基調にあります。以前も触れましたが、自社努力というよりはライバルの廃業が大きい。今までは別の生花店を利用していたお客様も、廃業されてしまっては流れてくるしかないのです。こうして当店は売上げが伸びている。ライバルの廃業原因は、やはり後継者問題でしょう。後継者がいなければ続ける意味も無くなって、キツい仕事を続ける意地も無くなってしまう。本当に続けて欲しいと願うなら、自信たっぷりに子供に言わねばならず、しかし現状を見て将来性を考えては自分の子供に同じ苦労をさせたくないと思い、稼業を継がせなくなる。間違いとか正解とかではなく、どう考えるかだけなんです。後継者に限らずこれからは社員もまた子供同様、長く続けて欲しいなら就労環境整備は欠かせません。具体的に私が自分に課している事は『可能な限り会社にいる』『社員の時間を最優先に考える』『経営者の仕事は環境整備最優先』です。お客様の事は日々最前線にいる社員がまず考える事です。私が優先すべきはそこじゃ無いと思うのです。
定時で帰ることは悪であるかの如き風潮がまだ根強くあります。日曜日が定休日であることに異論を唱える人も居ます(お盆や彼岸は別ですよ)。当店では日曜定休が最もお客様のご迷惑にならない定休日なのです。朝は8時30分から営業していて、正直助かっているお客様も多いことでしょう。逆に18時閉店は早いと思うお客様もおります。一長一短を取りながらバランスを考えて組み立てております。

私が残業大嫌いなんですけどね…。




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