2018年08月27日

#734 過去の恋愛のこと

私の妻も当然チェックしているであろうこのブログで自分の過去の交際をつまびらかにしようなんて、大概だと自分でも思うのですが、逆に言えば後ろめたさはないというご理解で…。店長です、こんにちわ。20代を思い出していた男。

さて、20代の前半、若かりし私は数年間結構真剣にお付き合いをしていた女性がおりました。私の不甲斐なさ(だと思うのですが、理由は定かではないまま)振られてしまい、お別れして約20年でした。共通の友人からは結婚をして子供もおり幸せに暮らしているとは聞いており、特別何か思うという事も無く懐かしさ程度でおりました。先週末に友人から教えられました。彼女が亡くなった事。とてもショックでしたがすでに会わなくなって20年、元気で過ごしているとばかり思っておりましたが、忘れていた事も含め一気に当時を思い出したわけです。寂しいだけというのとも少し違う感覚です。
ここで少し悩みました。彼女の葬儀に出るべきか…。しかし振られて20年間、見ることも会うこともなかったわけですし現在では旦那様と子供と幸せな家庭を築いていたわけです。ここでどんな関係性で私が祭壇へ向かうのか。有終の時、過去の男が現れるってどうなんだろうか。当然彼女のご両親は健在であり、顔を合わさぬわけにはいきません。様々な人に相談をしました。「行くべき」「行かないべき」双方ともにハッキリとした意見が私には大変助かったのですが、共通の友人からは供養花のご注文を受けており、これは納品には行かねばなりませんでした。納品は通夜よりもずっと前に納品せねばなりませんから、ここでご遺族と会うことはないですが、そこまで行って何もしないというのも人としてどうなのか?という気持ちもありました。
結果的に私は納品には行き、葬儀社の方に香典を預け、まだ遺影もない祭壇に手を合わせて感謝の気持ちだけを祈ってまいりました。これで良かったのだと今でも思っております。短すぎた彼女の人生にとって、私は果たしてどれほどの存在であったのか…今になって考えましたが。ただひとつ言えることは、私には不似合いなほど当時は真剣に交際をしており、いまでも恥ずべきような事は無かったと思えるほど充実しておりました。それだけにどうして当時、突然に別れを告げられたのか、もう永遠に聞くことはできなくなってしまったわけです。思い当たるふしもなかっただけに、その当時は本当の失恋をしていたんだと今更になって思いました。

本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り致します。



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