さて、お盆の真っ最中に当選結果が出て、やっぱり当たらなかったサマージャンボ宝くじであります。キッチリと確率の計算をしてみようと考えまして、「どれだけ買えば勝率は上がるのか?」を真剣にやりました。なんだか雲を掴むような話になってしまい、やっぱり運なんだと自己納得できただけでしたが。
宝くじは「1ユニット」で1000万枚ずつ発行します。しかし宝くじは10枚セットで3,000円からの買い求めとなる都合、1ユニットには「10枚3,000円のセット」が100万セットある事になります。1セット10枚だけ買うと100万分の1の確率で当たります。億以上は1等、前後賞合わせて3本あるため、億以上を当たりと考えるなら、33万3千3百33分の1の確率ということになります。バラで買えばですけど。当選券がバラにのみ入っている確率に期待すれば、ですけど。
では連番・バラのどちらで買う方が高確率なのか。計算するまでもなくバラのほうが高額当選確率が上がります。正確に計算しますと連番よりもバラのほうが約2.5倍高額当選しやすいことになる。過去のデータからもバラから高額当選した人のほうが圧倒的に多い。連番で前後賞合わせての高額当選はもう奇跡的のさらに上ということになります。ここで何枚買えばどれくらい勝率は上がるのか?という事です。これを計算してみました。
現実的に当たりそうな確率
1/100の確率で1億円以上を当てるセット数
1−(999997Pn/1000000Pn)> 1/100
※nは自然数
n=3345セット
3345セット × 3,000円 = 10,035,000円
10,035,000円で、1/100の確率で億当選
6690セット × 3,000円 = 20,070,000円
20,070,000円で、1/50の確率で億当選
13380セット × 3,000円 = 40,140,000円
40,140,000円で、1/25の確率で億当選
4千140万円ぶんをすべてバラで買うと億当たる可能性が飛躍的に上がります!25%の確率で億が当たるわけですが、バラはさらに確率を上げる都合、最終的に1/10の確率になる!!当然、億超えの3枚だけの計算ですから末等の300円当選などを考慮していません。133,800枚もの宝くじを買うわけですから、単純に1/10の414万円は確実に当たる…では大損ですけど。ただしご注意が必要です。「1ユニット」内ですべてを買い揃える必要があります。銀行での一括購入以外の方法ではユニットを跨ぐため確率が変わってしまう。バラ10枚1セットの中ででユニットを跨ぐことはないのでご安心ください。しかし売り場を買えて複数箇所で買うとなると、この確率は破綻します。一カ所で、一回に、4千140万円分を一括購入です!これができる人はすでに宝くじが当たる必要がないんじゃないか?とか気付いてはいけません。金持ちの道楽でやるかも知れません。一等の当たり券をこの目で見たいばかりにバカみたく買う…某ネットの洋服販売サイト社長なんかがヒマ晒しにやるかも知れませんよ。
この軍資金を銀行からの負債でできたとしたら、脱税(合法的節税)もできちゃうよなぁ…とかチョット考えたりしてはいけませんよ!
夏の夜の夢…。
まじめに働こう…。
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実は、今から8年前、高額当選確率はバラが連番の2,5倍説を初めて指摘したのが私です。それまでに書いていた人が見つからないので、おそらく、私が第一発見者なのでしょう。その辺の経緯を最近ブログに書きました。よかったらご覧ください。
http://kajiyan.asablo.jp/blog/2018/11/19/9000848
私が2.5倍を指摘して以降は、いろいろな宝くじのコーナーで常識になっているようですが、2.5倍という倍率だけが一人歩きして、その理由や実際の確率があまり広まってないのはちょっと困ったなと思ってます。
ブログではいろいろな計算法についても書いてます。
開祖な方が見て下さり誠に光栄です。
2.5倍説、かなり難しいですよね。この記事を書くにあたり、複数の記事を参考にしましたが、いずれも2.5倍でその論拠は無く、そのまま採用しておりました。
じっくり読み直してみますね。
書き込みありがとうございます!
年末ジャンボ、頑張りたい!