さて、毎年毎年ですが猛暑・水害・塩害・台風などにより、何らかのお花が生産地で影響を受け、出荷できなくなり市場にすら入ってこない、当然花屋の店頭に並ぶことがない(数が少ないので高額になる)ものがどうしても出てきます。ここで悩むのが高額でも仕入れて「高くてごめんなさい」と謝りながらも売るモノを揃えるのか、激烈に品質を落としてでもいつもの価格で販売できる低品質にシフトするか…またはその両方を揃えるとしてそのバランスをどうするのか…。こればかりは毎年来るお客様が同じでも変わってくるものです。今年は仕入れの工夫やタイミングなどがバッチリと対策することができ、まずは仕事をすることができました。相場も高かった、でもお客様のご理解もあり「過去当店の一日売上げ最高額を更新」という快挙まで!例年であれば8月13日の盆入り日夕方ともなれば、戦闘が終わり一息ついている頃ですが、まだお客様が途切れません。お花が入手できずに苦戦したのは当店だけではないのです。当店でもキツキツで在庫を揃えているなか、揃えられずにお断りしたお花屋さんは早々と売り切れ閉店になったとも聞いております。立地条件などにもよりますが、お盆を休む花屋さんだっております。これが年々増えてきている。当店としては重大な機会損失だけは避けたい。しかしこの先、欲しい花が入荷すらできないという状況がずっと続いていくと考えると小売りとしても将来的な安定仕入れを考えていかねばなりません。
単純に売上げが上がる事に喜ぶ当店スタッフ達、でもそれは相場高騰による一客単価の増加と、ライバル店たちの脱落に支えられているだけであり、真に当店が選ばれたのか?には甚だ疑問も残るのです。
完全なキャパシティオーバーを迎える危険から当ホームページも販売を一時ストップして対応しておりました。ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。
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