2018年03月11日

#710 七回忌のこと

東日本大震災より七年目の3月11日を迎えました。当店にご来店されるお客様も皆様の七年前、七年間をお話しされていくので、滞在時間も長くなっていきます。お客様同士で話し合いになったりもします。店長です、こんにちわ。復興もまだまだ道半ばです。

さて、さりとて七年目です。震災とは関係なく一般的なお客様の法事なのでのご注文でも質問されることがありますが「法要は何年目までやればいいの?」と。仏教上であれば三十三回忌、長ければ七十七回忌まであるのですが、その頃にはさすがに法事されるご先祖様を直接知っている方も少なくなっているか居なくなっているでしょうから、一般的な家の法事は十三回忌程度までではなかろうかと思います。お花の注文を受けていて十三回忌以上をあまり聞きませんしね。さらに言えば、親族以外の外部からのお客様まで呼んでの法要は七回忌までだと思われます。ハッキリ確認したわけでもないのですが、七回忌を過ぎればあとは身内だけでの法要になっていく。つまり東日本大震災も今年が一つの節目です。だからといって簡素化したり、被害に遭われた方々への哀悼に差が生じるというわけでは御座いませんが、七回忌・七年目というものは一般的な法事法要からすれば、まずは一区切りという感覚でおります。当然、そうはいっても復興はまだまだですし、これからを思い復興や防災の観念を再認識させる意味でも、今日という日はずっと特別な意味合いの日であって欲しいと願うものです。じつは本日の仕事の一つ目が「開店祝い」でした。私の感覚からすれば「よりによって今日開店?」と思ってしまうのですが、七年目ということもございますし、どうやら地元の企業ではなく東北へ進出してきた全国企業であることを考えても非難されるような事ではないのかな?とも思ったわけですが。震災当時、日本中でお祝い事に対する「自粛ムード」がありましたね。3月の卒業式シーズンだったこともあり、卒業祝いをコソコソやったとか、お祝い事なのに「華美は控える」なんてことになったり。それに比べたらずっといいと思いましたね。被災者へ直接的に作用もしないことで自粛っていうのはどうなのか?と激しく疑問を持ったものでした。

先日、作家の肩書きではございますがテレビなどでも活躍されている旧皇族で明治天皇の玄孫にあたります竹田恒泰さんのお話を聞ける機会があり、天皇陛下のご譲位に関してのなかで天皇陛下の震災に対するお想いを知りました。震災時、被災地にご迷惑だからと日帰りで毎週被災地を巡られ、これも祟ってお体を崩され心臓のバイパス手術をされることになったのですが、震災一周忌にはどうしても出席したい、這ってでも行くと申されたようでした。この時、皇后陛下は昭和天皇崩御の時も洋装だったのに、和服をお召しになられていたのです。これはいつ天皇陛下が倒れられても一番近くにいる皇后陛下がすぐにお支えになれるよう、脱ぎやすい草履を履くために和装をお選びになったという事でした。天皇陛下のご譲位に関してのお話はとにかく沢山聞けたのですが、それはまたの機会としましょう。ネタがなくなりますからね。

震災から七年です。前を向いて復興に向かいましょう!



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この記事へのコメント
震災七回忌は去年ですよ。
Posted by at 2018年03月12日 09:07
ご指摘ありがとうございます。
個人の一般的法事の場合は「一年前」となりますね。これは「かぞえ年」でのカウントをする都合です。
記事の内容は個人を対象にしたものではなく不特定多数の慰霊ですので、一年前ではなくなるのですが、同列に扱ったため誤った内容に受け取れるものとなってしまいました。誠に申し訳ございません。
Posted by 店長 at 2018年03月12日 14:20
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