2018年03月05日

#709 人工知能のこと

国も重点目標の一つとして先進技術の集大成ともいうべきAI(人工知能)の研究に乗り出しておりますが店長です、こんにちわ。量子コンピューターの理論アルゴリズムに荷担していた男。

さて、「AIによって仕事が奪われる」「仕事が無くなってしまう人が増える」などという懸念が聞かれるようになりました。以前、10年後に残っている商売と無くなる商売みたいな事をネタにした事もあるのですが、職種や業界単位より踏み込んだ格好です。たとえば正社員募集の面接がAIによって行われ、最適な人材であるかをコンピューターに任されるのでは…なんていう懸念。AIは人が作ったものです。判断基準は人が入力して設定してパラメーター化する。つまり最初は結局人間が作るんです。もし仮に、AIが選んだ人材が入社後、素行の悪さや仕事の失敗などを起こしたら採用したAIの責任なのでしょうか?…まぁ今でも採用を決定する人間の責任論とはなっておりませんけども。
AIを使いたかったら、明確な条件設定が必要となります。きっちりとイエス・ノーが分かれる条件の定義です。「そこは君の判断で…」なんてありませんし、「考えればそんな事は分かるだろ?」といいたくなるような事も細かな初期設定として必要となり、条件の分岐が細かくなればなるほど想定していなかった、見落としていた状況に対して条件設定がなかったら…という事にもなります。まずイエス・ノーとはっきり出せない課題は意外と多く、農業のオートメーション化はまず上がっていましたが、農業における現在の気象変動一つとっても回答が出ていません。温暖化しているのか?いないのか?それが原因での異常気象なのか?そうではないのか?直接の因果関係すら分かっていないものに対して、どう農作物の管理をさせるというのでしょうか。「ビニールハウス内なら問題ない」…? いえいえいえいえ!ビニールハウス内の環境を保つために一体どれほどの労力を割いている生産者の多いことか。何なら仕事の大半がハウス内の環境維持といっても過言ではありませんし、現在でも的中率70パーセントと言われる気象予報と自己経験で切り盛りしているのが現状です。仮にAIに任せたとしても、毎日毎日監視と管理を続ける事になるでしょう。
この世のすべての仕事がAIに置き換わったとき、人間は仕事をしなくていい社会になるのでしょうか?…というか、そんな世の中にならないし、なって欲しくないですね。一日寝ていても遊んでいてもいい世の中って何のために生きているのか理解しがたいですよ。少し前に私の長男(13)と友人中学生数名に出した思考実験問題があります。

「世の中のものがすべて無料になったら、人間はどうなりますか?」

無料であるから対価が要らず、対価がないから差別化が生まれず………という順序で考えていたようですが、この問題の骨子は『人間はどうなるか』であって、社会がどうなるかではない。社会とは、人間が考えて動いた結果であって、まず人間がどうなるのか?で社会が決まると思うわけです。仮に本当に、人間と変わらないAIが出現したとして、それを信用できのでしょうか。有史以来初めて人類以外の知的物体を手にする事になれば、人間はどうなるのでしょうか?すべてが無料になった社会と同様の思考実験になりそうです。私なら人間では冷静に判断できないであろう物事のジャッジメントにAIが適しているのかな?と。


…カラオケの採点機とか?
あの点数に納得がいかない店長でした。



にほんブログ村 花ブログへ
クリックをよろしくお願いします。
花束とアレンジメントのギフト フラワーゼーレ
この記事へのコメント
是非コメントを書き込んでください
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

フラワーゼーレの前身となる「高橋生花舗」時代の
店長コラムはこちらをクリックしてください。