さて、年末といえばクリスマス！クリスマスといえば、サンタクロースの役を務めるのが世の父親の義務でもあります。そして今年のパパサンタに下された指令は「ニンテンドースイッチ」！！テレビゲーム機です。思えば数年前、同じくニンテンドーWii Uというゲーム機でスッタモンダした経験がある私は、今回のミッションも子ども達には内密に遂行せねばなりません。クリスマスまでまだまだありますが、ニンテンドースイッチという無理難題を実現するため、今月から動いているのです。知らない方は知らないでしょう、ニンテンドースイッチというゲーム機本体は、大変な品薄状態が続いているのです。発売されたのは今年3月です。もういい加減欲しい人には行き渡り、大型家電量販店やネットを探せば余裕で手に入ると思うでしょう。しかし全くない！正確に言いますとあります。が、これはプレミア価格と言いますか「転売人」の介在によりメーカー希望小売価格よりも１万円程度高くなります。こういった転売によるダフ屋行為に乗ってまでクリスマスのサンタをしたくないと考える私は、なんとしても正攻法でコレを手に入れる努力をしているわけです。決してお金がないとか、貧乏くさいとか、そういう事ではございません。ニンテンドーにしても大変です。毎月毎月製造し出荷しているというのに焼け石に水が如く次々と売れていく。メーカー直販サイトであっても再販開始数分で完売です。どうしてこんな状況になってしまっているのか、諸説いろいろあろうと思いますが、そんなこたぁどーでもよく、幸せな笑顔で笑ってくれる子ども達のために、父はとにかく情報の収集に努めるのです。
最近悪い使い方ばかりで取り沙汰されているSNSを通じてスイッチの入手方法を検討したり、近所の大型量販店に足繁く通ってみたりと健気な私。じつはお客様には誰もが知る大型家電量販店の社長様もおります。頼めばコネ一発で解決するかも知れない。しかしそんな方法で息子達に与えたゲームで、それを楽しむ子ども達を見て、私が食べるご飯は旨いのか？と聞かれると良心の呵責が出てしまう。私のコネのために泣いている子どもが出来るのかも知れないと思うと、よりによって「いい子にしていればサンタは来るかもね」と教育している子ども達へのプレゼントとしてアリなのか？潔癖すぎますかね、そうですよね。
そうやって友人や仲間達の知恵や情報網も駆使しつつ探す毎日です。しかし…しかしですよ、なぜ「欲しい」と大騒ぎする私には巡ってこず、友人達は「偶然一台だけ見つけた」と言っては自分のぶんだけを購入成功させていくのか…「オマエのおかげで手に入ったよ、ありがとう」なんて感謝の報告ばかりが来るのです。良かったね、これで父親の面目躍如だね…そんな返答を一体何度したことか。ああ神様、どうしてボクには巡り合わせがこないの？私の日々の行いが悪いからですか？もっと早くから動かなかったことがいけないの？
それでも私は子ども達の笑顔のために、これからも頑張るのです…。
仕事を頑張れよという書き込み禁止。
店長でした。
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