さて、私の長男の話で恐縮ですが、子供の話。この長男、世間で言うところの「草食系」「絶食系」男子ではなかろうかと思うのです。毎回毎年、誕生日やクリスマスなどのイベント時に「何が欲しい?」と聞きますが「べつに何でも良い」といった答えがまず出てきます。「○○が欲しい!」がない。かと思えば、こちらから、今度中間テストで平均90点以上なら任天堂Switch買ってやろうという賞品には激しく燃えたようで、まだ軽度の草食系かな?と思っておりました。結果は残念なことに90点には達することなく…。欲求は動機の原動力だと思うのです。現在一部で持てはやされておりますスマートライフですか?究極までモノを減らして生活するスタイルに私は激しい疑問を持っているわけです。そういうライフスタイルを目指す人を否定はしませんが、商売人である以上、モノの消費と所有の欲求が経済循環の基礎と考えているからです。
今回は、12歳の長男が、よりによってうちの長男だけが、スマホを持っていないということが発覚し夫婦で議論になっていたわけです。中学一年生でもうみんな常識的にスマホを所持しているのです。ゲームなどの単純所持とはワケが違います。通信と意思疎通や連絡のキモですからね。本人も「欲しい」と言ったことがないので疑問にも思わなかったわけです。改めて長男に聞いても「別に…」と首をかしげるだけ。どうにも煮え切らない私。もっとこう…何というか…ガッツリ来いよ!と。要らないなら要らない、欲しいなら欲しい、どっちかを言えよ!と。「別に」って何ですかと。ほうぼうに相談しました。友人・知人から色々と。意見は真っ二つ。
『必要と思っていない人に無理に持たせるのは無駄』
『持ってから必要だったことが分かる最たるモノ!今すぐ買うべき』
商売を継いで貰いたい父親として、長男に求めているものは学歴でも成績でもなく、友人とコミュニケーション能力です。現代においてのコミュニケーション能力とは会話だけではなく文章や文字列の能力でもあります。その点からいくと私はすぐにでも買い与えるべきではないかと思うのですが、私自身としても興味ないものを持たせたところで駆使しなければ意味がないと思うのも確かです。悩みはつきない…。
あ、あと、買うとなっても財源がないんですけど…。
任天堂Switchにしても…。
![]() クリックをよろしくお願いします。 | ![]() |