2017年03月12日

#0658 繁忙と閑散のこと

3月ですね、毎年申しておりますが、少なくとも当店の3月は忙しい!一年で一番忙しく売り上げも年間一番です。店長です、こんにちわ。貧乏暇なし。

さて、順に書きますとまず高校の卒業式があります、中学校の卒業式があります、3.11のお供えがあります、ホワイトデーがあります(当店はチョットだけ)、春彼岸と小学校・大学等の卒業式があります、年度末の退職祝いでゴールです。と、思いきや4月は早々から入学式・入社式です…とどこでもお花が売れるわけです。有り難いじゃないですか。これらどれに関しても言えますのは、やはり「モノ日」と申します、手放しで毎年確実にやってくるイベント事ですよね。ウチだけ忙しいというわけではない。全国的にという意味です。すると、そこに照準を合わせて生産も動き流通も合わせてくるのは当然で、お花の相場はガンガン上がるわけです。いつもなら100円で買えていたお花が200円になるなんてザラな相場です。お花が売れる事が分かっている、必ず目にする絶好の機会なのに、そのお花がいつもより高くなるんですよ。逆に安くなったっていいはずなんですけどね。製造品ではない、ナマモノですから仕方ない部分もございますが。お花屋さん業界を俯瞰的に考えると「よりお花を身近に」ということを推進しておりますが、しかしそこには結局「新たなモノ日の創出」という事に行き着きます。結局はイベントで消費者を焚き付け(という表現は妥当か?)話題性を煽りながら一年に一度の固定したイベント日にしていこうとする。すると母の日などのように全国的に花が必要な事となり相場は上がり、本当の価値以上の価格で取引され、その時にしかお花を買ったことがない人達により「花は高い」のイメージと「花は○○の日」という固着したイメージしか与えなくなります。いいんですよ、ここで一年間分の利益を荒稼ぎできるほどのものであれば。しかしそうじゃない。とてつもなくヒマな時期と忙しい時期の落差がどんどん広がることで経営は逆に厳しくなっていく。似たような話で全国の地方都市のホテルが足りないという問題。出張するビジネスマンの宿が足りないというものですが、いつでも足りていないのではなく、一年間である一定の時期だけなんです。あとは大部分が余剰している。最も忙しい時にキャパシティを合わせると、それ以外が閑散として赤字になる。この繁忙期を数珠つなぎで一年乗り切れるなら最高ですが、そんな場合は同業他社のライバルが出て来て…と良くある話なんですね。現在の花屋さん経営で大事なのは繁忙期はミスをせず仕入れを確実に行う事ですが、むしろヒマな時、常日頃からお付き合いをしてくれるお客様をどのように開拓するか?なんです。だから「フラワーバレンタイン」という新しい試みがなかなか浸透しない。浸透というよりも乗り気になる花屋さんが少ないから一般消費者にアピールしないわけですね。
できることなら、お花ももっと日常にあっていい。特別なイベント事だけじゃない提案をよりしなくちゃならない。季節感を感じられるものですし、一年中同じお花ではないわけですから、より四季を感じられるような努力が必要なのでしょう。まず一般の方々に季節感に合致する花をもっと覚えて頂かなくてはならないと思うのですが…。

お前がやれよって?
4月になったら考える店長でしたー☆



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