2017年02月19日

#0655 抱き合わせのこと

恐らく、お花とお菓子であったり、お酒であったりと、花屋で取り扱うとは思えない別の商品と組み合わせて売る事は「抱き合わせ商法」の名称でいいと思っております。店長です、こんにちわ。アレもコレもナニもセットで分割金利は当社負担というアレ。

さて、本来の意味ですと「抱き合わせ商法」というものは、欲しい商品にあまり売れ行きが芳しくない商品をセットにして売ることを指すようです。思い当たるフシもあろうかと思いますが、意外なところではパソコンのWindowsにインターネット・エクスプローラが初めから入っているのは違法ではないかとか、動画や音楽を再生するメディア・プレイヤーが入っているのも違法ではないか、オフィスというソフトにエクセルとワードが強制されるのもオカシイなどアメリカでは「必要ないもの」を同梱して売ることに対しての訴訟はたくさんあります。そもそもセット商品が必要であるのか、ないのかって買う側の考え方次第ではなかろうかと思う部分も多い。「お得!」と思うか「要らない」と思うのか。
当店への要望で一定期間に必ず一件は来るのが「ぬいぐるみやお菓子などとのセットを販売してほしい」というものです。とても悩ましい。過去には一度、セット販売をしたことがあります。お菓子とのセットでした。確かにウケはいいんです。ただ不思議なのが、セット商品をお買い上げされた方々のリピート率が全くないのです。セット商品を続けていればそこだけでリピートしますが、お花だけのほうはまず買われません。ここにジレンマが生じるのです。お花も技術であり鮮度でありこれを本職にしていながらセットの商品でしか売れないようでは当店の技術は全否定されているような・・・当然、お客様にそんな意識はないでしょう。特にギフト向けがほとんどのお花の場合、注文主様は画面でしかお花を見る機会はなく、本物の生花を見ないままですから、別の何かがセットされていれば、それをお選びになる意識も分かります。しかし内罰的にみれば、お花はメインと捉えられているのかな?といったジレンマに陥るわけですな。売れればいいのだというところまで振り切れない自分が悩ましい。何か自分で心底納得できる理論武装を探しているわけです。
先週ですが、業界団体の新年会での講演で「得れる花屋」みたいな講習があり、その中では『発送の転換が重要』と申しておりました。まぁ文面にすれば聞き慣れてしまっている事ではありますが、例えば「ナイフを3回入れてホールケーキを8等分してください」とか「3個のリンゴを4人で均等に頂くには?」といった思考テストのようなものがありました。「それはきたない方法!」なのが答えですが、そういった発想の転換が求められるのはどこも一緒ではないでしょうか。そこに、他店ではすでにあるようなセット販売、抱き合わせ商法でいいのかなって思っています。

本当に必要なモノのセット販売が理想なのですがね。


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