さて、台風ですが、日本では1号から順に番号付けしてますが、正確には人の名前を付けていたりします。これは敗戦後GHQの慣例をそのまま模したもので、当時は女性の名前だけで頭文字Aから名付けていました。性差別だと横槍が入って男女の順に名前を付けるようになったのが現在です。差別的観点はさておいて、女性って台風みたくなるよねって…ボソ
今年は特に一号の発生が遅い部類でして7月3日だそうです。上陸した中で最も遅いと11月30日(平成2年)。もはや12月って頃にも上陸してたんですね。逆に上陸した中で最も早い台風1号の発生が4月25日(昭和31年)ですから、なんだかんだと冬以外には来るものなんですね。状況さえ揃えば。よくよく調べてみたら、未だに台風の発生原因ってシッカリと判明していないらしい。理屈では分かっていてもハッキリと今発生した!という瞬間を観測しきれていないのだとか。日本に限っての台風通過平均回数が年間13回、上陸の平均が年間5回、全く上陸しなかった年もけっこうあったりします。上陸しなくても、かすめる程度が一番被害が大きかったりすると思うんですけど。どうして丁度日本列島をなぞって舐め上げるようなコースを辿るんでしょうかね。たまに横断して中国の方へ行くものもありますけど。昔から不思議でした。不思議ついでに申しますと、台風はまだ人工衛星からハッキリ見て分かりますが、梅雨前線だとか気圧の境目だとか、目では分かりづらいものを、しかも日本の海上で数百キロも離れている場所でも分かるのは何故なんでしょうかね。海上にまで気象観測機を浮かべているようにも思えないんですけど。でも積極的に調べようとは思わないんですよ。気象予報士みたいだし、あの試験って難しいって聞きますし。いまさら気象予報士になるつもりもないですし。
震災前ですが、当店周辺では区画整理やら道路の電柱埋設工事、共同溝工事、地下鉄工事などが重なっていた期間が長くありまして、チョット激しい雨が降ると当店も床上浸水するギリギリまで道路が川になるというイベントが年に一度はありました。マンホールのフタに空いている穴から間欠泉のように水が噴き出しまして、それはもうこの世の終わりか天変地異かって勢いでワクワクドキドキしたものです。最近では去年ですが上水管が地中で断絶したとかで当店前のアスファルトを結構な広範囲で浮き上がらせて、亀裂から盛大な水漏れを起こしていました。地下鉄が開業した事もあって、これからはこんな事は起きないでしょうね。命に関わらない程度なら非日常って意外と好きだったりするんですけど。ただ、お花の産地としてましては冗談じゃない状況なんですよね。来ないなら来ないで、来た場合の想定から多めに作付けしていたモノがダブついて相場崩壊を起こし、被害が想定を超えてしまえば、あったはずのお花が最高級品になってしまう。商売からいくと台風はないほうがいいんです。その点から行くと今年のお盆はやりやすかったのかな。
今年は11月まで台風が発生しそうな気がしますね。暑さも長引きそうですし、早く冬になってくれないかなぁ。冬大好きなんですけど。
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