2016年08月08日

#0628 リオのこと

オリンピックが始まりましたね!2004年のアテネの時、北島康介選手が金メダルを取ったまさにその時、長男の出産に際して陣痛と闘っていた妻を思い出す店長です、こんにちわ。4年に一度というサイクルが好き。

さて、花屋さんの視点ならではの話題から。オリンピックと言いますとメダルの表彰と一緒に贈られる花束がありますね。開催国の文化を色濃く出す花束のデザインはプロとしても楽しみでもあり、また、この期間中には「オリンピックの花束風に」というご注文もあったりして、経済効果も期待されるところなのです。しかし今回のリオデジャネイロ・オリンピックでは、表彰台でメダルと共に花束が贈られません。何やら置物のようなモノが贈られています。これ、気になる人は気になっていたようで、「どうして花束(ブーケ)が贈られていないの?」と。キチンと調べてみました。理由はいくつかありました。一番は大会の開催予算が逼迫したため、大会側で費用を捻出できなかったことが原因です。次に、日本などでは企業による協賛というかたちで贈呈されたりするのですが、今大会では協賛企業がなかった事、さらに現地の花屋さんなどによる小売りでの業界団体が無く、業界としての協賛はそもそも発想に至らなかった事もあるようです。ここは私の想像ですが、だからといって小物のようなモノは配っていたので、何らかの利権も絡んでいるのではないか…と勝手に邪推しているのですが。夏の大会、こと日本以外の開催地の状況は不明ですが、少なくとも1998年に長野であった冬期オリンピックの際には、日本で用意した花束は入賞者だけではなく、出場選手全員分を用意しています。つまり大変な数になります。まだ次回の東京オリンピックでどうなるかは不明ですが、東京五輪に使用する花束は入札にするのか協賛となるのか、どちらにせよ水面下ではすでにデザインのコンペなどが大小様々実施されております。日本らしい、日本の花を使って、かつ出場選手全員に配布でき、これを制作する人の技術的な経験値にあまり依存しない(最悪バイトでも作れる?数が数ですからね)、期間中の日持ちを考慮したモノが現実的となるでしょうね。実は当店でも昨年ですが東京オリンピックの贈呈用花束のデザイン案を提示しています。一応、総理官邸に飾られたんですよ。でもオリンピック委員会のどの部署でどんな決め方をしているのかサッパリ判らずじまいのままですけれど。
正直、今回の花束無しにはガッカリしたのですが、まず火の車の財政と治安の中で、それでもオリンピックに賭けるリオの行政には疑問も多く感じましたね。何せ4年後の東京にしても現時点でさえ予算が大幅に狂っている。そこまで大風呂敷広げてまでやって、どれだけの経済効果なんだろうか?と。1964年の東京の時は「いざなぎ景気」でしたが、これは何もオリンピックが引き金だったわけではなく、色々と重なった中の一つではないかと思っております。何なら当時のオリンピックは、体の良い言い訳に『利用』して公共事業を拡大させたのではなかろうか。結果として吉となったわけですが、当時オリンピックの収支決算はどのようになっていたのか…今では知るよしもないのです。とにかく大きな問題も事故も起きずに終わって欲しいと願っていますが、2年後の韓国冬期オリンピックに至っては開催そのものが危ぶまれている状況。もうそろそろハデハデなオリンピックは考え直す時期に来ていると思うのですが。


ハデハデ大好きな店長でした。




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