2016年06月26日

#0622 七夕飾りのこと

この時期になると当店ブログへ検索から訪れるお客様のキーワード第一位は「竹 水揚げ法」に尽きます。閲覧者はプロではないと思います。七夕飾りをしようとして笹の葉がすぐチリチリになってしまう事から検索して訪れるのでしょう。店長です、こんにちわ。七夕は仙台だけ8月8日。

さて、前回は2008年7月に記事としていたんですね。しかも竹の水揚げ方法までは隠匿し、知りたいと検索している方々を煙に巻いて記事を締めくくるというロクデナシな事をやってました。8年ぶりにアンサー記事でも書きましょうか。2008年の記事をお読み頂いたうえでお読み頂ければ幸いです。
まず竹の水揚げですが、先端ほど出来なくなります。竹を切り、特に上の細い部分ほど曲がりながらコウベを垂れる姿が七夕飾りとしていいのでしょうが、この部分が一番水揚げが出来ない。それでも飾るロケーションによっては可能なんですが、相当な湿気を要するため、風の吹く屋外、湿気のない室内、直射が当たる場所などへの設置で笹の葉をみずみずしく保つ事は不可能と考えて下さい。そのうえで…コウベを垂れない、竹の頭頂部を使わない方法でなら、笹の葉を保たせる方法もあるのです。かなり手間はかかりますが。
まず竹を採取するタイミングが最も重要です。ここで間違うと以降何をしてもすべてダメ。採取は「雨の日の早朝」です。これ以外での採取では数時間で笹の葉がヤラレます。採取し使う部分だけ切り出したら、その場でやらないといけない事があります。竹の幹にあるフシ、そのフシのすぐ下にドリルで穴を一カ所開け、ここに水を入れるのです。フシの数だけ。タップリと。可能な限り小さい穴を開けると良いのですが、小さいほど水を入れるのが大変になります。専用に大きな注射器のような、浣腸のようなもので水を入れると効率がいいのですが一般的ではないですからね。水を入れたら塞ぐために新聞紙でコヨリを作って詰め、外れないようにテープなどで封印です。同じグリーンのゴムテープがオススメですが雨の日の採取だけに竹の表面が濡れていて粘着力がなくなってしまいます。ですから竹の表面を拭くものも必要です。さらに、業務用の幅の大きなセロファンで笹の葉ごと竹をグルグル巻いて外気が触れないよう密封します。湿気が逃げないようにシッカリと。サランラップみたいなものでもいいのですが何本使うか見当も付きません。お花屋さんなどでは幅の広いセロファンは一般的に置いてますから、相談してみてはいかがでしょうか?ここまでやってからやっと移動です。この密封状態で数日間は暗い場所で放置する事になります。笹に湿気が十分に染みこむのを待つわけです。
ね?この時点でもうヤル気無くしますでしょう?雨の日の早朝ですからね。竹藪の中でこの行程をやるんですよ。正直幾ら貰ったとしてもやりたくない仕事。飾るまで密封ですが、飾る時にも一手間あります。ここはヒミツ♪8年掛けてやっと核心部分の記事ですが、これ以上は教えられないよ!店長でした。


※私は接待や袖の下という行為に大変弱い性質があります。
絶対に誘わないで!ハニートラップなんてモッテノホカです!
絶対だぞ!!



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