2015年10月25日

#0587 マムのこと

ずいぶん前からなんですが、最近になってやっと生花店でも意識が浸透してきたようで、キクを供養目的以外でも、お祝いでも積極的に使用していこうという動きになっております。店長です、こんにちわ。トレンドというよりもスタンダードになるべき。

さて、キクはキクでも『マム』と申しまして差別化をしているのですが、とにかく綺麗でバリエーションも豊富で、何よりも長く楽しめるのが最大の要因です。言われなければキクであると気づかない。キクの葉を知っている人なら葉をみて初めて気づくといったくらいです。キクはお供えにしか使用しないはずという世間一般の常識がある反面、ではお供えにキクを使用しているか?といえばそんなことはなく、「キク以外で」「明るく華やかに洋花で」といったご希望が多くなったのも事実です。このままでは本当にキクはイメージだけでどこでも売れない花になってしまうし、キクとしての良さを生かした場を失ってしまいかねません。生産者側のほうがこのへんの意識が先行しているようで、小売り側としてはまだまだお祝いにキクを使用することに抵抗がある反面、実に多種多様な表情を持つキクが『マム』として出荷されていることも事実です。当店も積極的とまでは言えませんが、実際にお客様の反応を確認できる範囲から始めてマムの利用をしております。まだまだ当店でも入荷があったら…という感じで積極的に指定買いしてまではしていないのですが、よりオススメしていきたいのも事実です。
ここでいうマムとはいわゆるキクの形状をしておらず、ダリアのような大輪になったり、ピンポン球のように丸々と咲いたり、淡く何とも言えない上品なグラデーションを見せる花であったり、他の花ではまずできないであろうカラーバリエーションだったりです。とにかく素晴らしいのです。そもそもキクをお供えに固着させてしまったのはどうしてなのかと思ってしまうのです。それでもキクはお供えだろう!と頑張るお客様も希におります。でもそのキクでお供えには使用しないはずの赤や紅、朱色の花を持つキクが存在する事がもう自己矛盾じゃないですか。当店でのお客様で、ある超有名企業のイメージカラーを生花で再現するために、最終的に選んだのがこのマムであったりします。誰もが名札を見る前から気づきますね。「こんな色の花もあるんだねぇ」と一様に驚かれ、その基礎となっているパーソナルカラーはマムでしか出せなかった。当然、お客様も納得の色彩です。言われなければキクとは気づかない。気づいても、もうそれ以外はチョイスできないという主張の良さですから、これは当店では当たり前になりました。じつはコスモスはキク科です、ガーベラも、ヒマワリも、タンポポも、ダリアも、デイジーも、フジバカマも、ゴボウも、ヨモギも、シオンも、み〜んなキク科です!植物界の中で、最も進化し、最も細分化し、最もバリエーションの多く、分布地域の広さを誇るのがキクなんです!何より、菊の御紋は天皇・皇族の家紋なんです!皆さん、もっともっと進化したキク『マム』を体感して下さいね。わざわざ画像は載せませんので…。ご愛読頂いている同業他社様、および業界関係者様各位におかれましても、是非もっとマムの意識改革をしましょうよって事で。

※別に生産者からソデの下とか貰ってません。
くれるなら現物でドシドシ待ってまーす!


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