2015年05月10日

#0563 母の日崩壊のこと

お陰様で無事に母の日を終了することができました。たくさんのご利用、誠にありがとうございました。店長です、こんにちわ。ヒマながらも母の日はシッカリ営業してました。

さて、少なくとも10年前ではまだまだ花屋の専売特許に近かった母の日ギフト商戦ですが、今年はみごとに「崩壊」と言っていいのではないでしょうか?当店では震災後から顕著となった母の日当日の市内マラソンによる陸の孤島化によって最初から売り上げが見込めるような状況では無かったのですが、それでもホームページからの需要や毎年変わらずといったお得意様もありほぼ固定化している状況ですが。世間的動向を観察していくなかで、母の日ギフトにお花をメインとしてプレゼントする方々が大幅に減ったと実感しておりました。それほどに今年は異様な生花業界だったに思います。売り上げを上げた、又は昨年対比同等という花屋さんは十分素晴らしいといえる状況でしょう。カーネーションはメインではなく、物品や飲食物のプレゼントに「添える」ものになった感は半端ではありません。客単価の観点からも今年は特にそう感じましたね。
以前から思っているのですが、母の日のタイミングも悪いですよね。5月第二日曜日というのはゴールデンウイーク明け直後の日曜日か、最悪ですとゴールデンウイーク最終日となります。レジャーでお金を使い果たした直後ってことも。日が固定されていないため忘れられる可能性が高く、気づけば当日晩なんてのもザラです。6月の父の日と合わせて「両親の日」とかにすればいいのではないか?と理想だけ述べておきましょうか。本日当店に来店されたお客様も「来週だと勘違いしていた」と申しておりました。来週も母の日需要がありそうな気配です。
母の日を土台として何でも言えるのですが、フラワーギフトってどんな時に使うべき商材なのでしょうか。冠婚葬祭は当然でしょうけれど、もっと個人的な使用で日々使われる方向性。そこを新たに開拓するにしても、今あるものから発展させるにしても、業界挙げて一枚岩で行う必要があり、残念ながら現状でそうなっていない。業界のガリバー的存在の大企業がなかなか出来ない業種であることもあるのでしょう。良く捉えれば「大手が参入できない」ですが、「新たな事を定着させづらい」弱点もあるのです。すると思いもよらなかった異業種の参入を許してしまう事で母の日のように多種多様な物品・サービスにも波及することでフラワーギフト業界からの流出を防げなくなる。暗い話になりがちですが現状を冷静に分析したうえでどうすべきかを考える必要はありますね。
話は変わりますが、当店から直接配達に行く場合、どんなにサプライズだといえども必ず配達先様に電話してから行く事にしています。これは防犯の側面が大きいのですが、不在による再配達の経費を減らす為にもなります。母の日も同様です。「○○様からのご依頼で…、ご在宅の確認でお電話致しました。」しかし携帯電話が普及してから顕著なのが電話に出ないケース。知らない電話番号だからという理由です。固定電話でも在宅していながら電話に出ない。今日聞いたのは「振り込め詐欺が怖いから電話に出るなっていわれているのよー」です。仕方ない世の中です。考えてみれば、一般的なご自宅で配達が来る場面は運送会社か郵便か、あとは自分で配達を頼んだ物品が大多数です。いきなり知らない花屋がやってくるというイレギュラーを想定しているはずがない。いろんな意味で業界的な岐路に立っているなぁと感じるのでした。



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