2014年10月27日

#0535 新品種のこと

朝晩がメッキリと冷え込んできて、酔っての家路が寒くなりつつあるこの時期からがまたまた酔って帰るような席の仕事が増えてきている店長です、こんにちわ。各種各団体の総会シーズン。

さて、仕事としては閑散期となり、いろいろと溜まっていた仕事をこなす事になるのですが、この時期になると当店としては(ていうか私としては)近しい花卉生産者に対して色々と要望を出したり、以前から出していた要望がどうなったか?の収穫の時期でもあります。
具体的には、日々仕事をしていて「こんな色の花があったらいいのに」や「こんなディテールで咲くといいのに」「どうしてこの花はもっとこうならないのか?」という要望ですね。すべてが実現するとは思っておらず、また逆に私が思う要望なんてすでに生産者には要望として寄せられている場合がほとんどではないかと思っています。しかし中には「それか!」と開眼する生産者があったりする。自分の中だけで完結せず言ってみるだけタダなら言ってみようという想いから生産者や卸などの担当者に対してご迷惑をお掛けしている次第です。そんななかで、数年前からずーーーっと要望していたものがあります。『東北楽天ゴールデンイーグルス』のイメージカラーになる花の生産です。当店くらいしか騒がないと思うのです。楽天イーグルスのカラーは赤茶色というか、茶色というには赤く、赤というにはオレンジ色に寄っているというか、とにかく絶妙なんですよ。そしてこの色でのお花を…というご要望が楽天イーグルス側からリクエストされる事も多く、しかしそれって当店がお取引させて頂いている都合からも当店くらいしか欲しがらない。しかし当店にしては死活問題でした。
まずすでに楽天イーグルスカラーに近づいている花の種類のものから生産者にアプローチしたのです。しかしこれがまた可哀想なことをした…。すでに近い色の花ですから品種改良というか開発は簡単だろうと思っていたところ、狙い通りだったり難しかったりがあったにせよ『流通時期が違う』という問題に。例えばスイートピーやフリージアです。楽天カラーのものが出来ました。しかし流通時期ば11月〜3月。野球がオフシーズンじゃないですか。一番使われるであろうペナントレースの最中にないのでは意味がない。同じ状況としてはシクラメンの鉢もでしたね。あるんですよ、見事に楽天カラーを再現したシクラメン。しかし12月ですからねぇ。次に候補としては楽天カラーがないが、品種改良や掛け合わせが比較的容易とされているお花から攻める方法。ユリやキクなどがこれに当たります。しかしこれらは産地がすでに個人農家での生産という枠をこえて大規模農園ですから、年中流通している品目だけに逆に動きがニブいといいますか妙に保守的で良く言えば採算の計画性が立たないという。それでもコッソリと担当してくれた農家さんが個人的な興味の範囲で作ったりしてくれるのですが、どうにも発色や質感で難しい。個体差が激しかったりベラボウな金額になったりと…。とかく難しいのです。
もし仮にですが、これが実現して需要も満たしある程度の生産量を確保することになったとして、流通名に楽天イーグルスの名称を使えないという事も悔やまれます。商標登録されているでしょうからね、勝手に「楽天カラーに最適」とか言えない。こんなジレンマ持っているのも当店くらいなものと思うわけですが。


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