2014年06月30日

#0518 名前のこと

キラキラネームと呼ばれ、考えてもよく見ても一体何と読めばいいのか皆目見当が付かないお名前のお話です。店長です、こんにちわ私も「正樹」で「ショウキ」ですからキラキラの走りでしょうか?

さて、現在中学生以下のお子様をお持ちなら実感としてお持ちではないでしょうか。聞かなければ何と読むのかすら判らないお名前や、お名前の読みが漢字とはかけ離れすぎていて、「当て字」の領域になってしまっているというお名前。私の子供も小学生ですから、クラスメートの名前や名簿を見ると驚くような名前が当たり前になりつつある事に疑問すら感じるわけです。ここに警鐘を鳴らそうとか、日本文化が…という感覚はないのですが、そもそも良く戸籍として通ったなという事で戸籍法からのネタです。
皆さんもご存知と思いますが、人の名前はその漢字とは全く関係ない読み仮名を付けても問題ないとされています。「正樹」と書いて「タロウ」でも良いと。正確にこれは良いのではなく法的な穴がありまして、戸籍法上では「読み仮名」を記録しておりません。その証拠に戸籍抄本・戸籍謄本を取得してみると判りますが、読み仮名の記載がない。又は当時の役人が気を利かせてルビを書き加えていたり…といった程度です。義務ではなかったんです、現在も。ですから適当な漢字に洋風な名前を付けても問題にならない。それ以前に戸籍法上の明確な禁止事項になっていないため役所で「これはダメ」という判断を誰が何の権限で下すのか?という組織論になってしまう。随分前ですが「悪魔ちゃん命名騒動」というものがありましたね。悪も魔も人名に使用して良い常用漢字に準拠しておりながら市と法務省が受理しなかったという事例。家庭裁判所は「命名権の乱用で戸籍法違反(子供の福祉を害する可能性)であるが、手続き論的立場から受理を認める(結果的に親側の勝訴)」でした。
つまり大事なのは漢字。読み仮名に関しては重視されておらず、何と名乗っても問題ない。免許証ですら読み仮名は記載されていないわけですから。ここで矛盾が出てくるのですが、出生届は読み仮名必須です。書かなければならない。戸籍にも残らないのに…?この辺の法整備を現在に合わせるとすれば戸籍法の改正が必要になるのでしょうかね。
話は蛇足ですが、現在の女の子に「○子」ってホント見かけなくなりました。『日本書紀』の時代には、小野妹子など男性に付ける名前だったようです。平安時代には嵯峨天皇が皇女への命名法(こんな法律があって現在も慣例として続いてます!)により内親王は「○子」の名を付けています。ここから公家の女子にも○子がつき始めたようです。かえって現在「○子」と付けたらクラスに一人だけの名前になるんじゃないか。逆に個性的と思われるのでしょうかね。皇族として生まれて○子だけではなく、何故か皇族に入る女性も今のところ「○子」だけです。意識しているとすれば、この先○子を探すのが大変です…。かくいう私も女の子がおりませんが、○子とは命名しないだろうなぁ…。私の同年代には○子だらけですからね。



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