2013年06月10日

#0463 式典のこと

昨日、日曜日ですが宮城県岩沼市にて震災の津波によって壊滅した海岸線に、津波よけの防波堤を兼ねた森林を作ろうと、苗木の植樹ボランティアに参加してきました。店長です、こんにちわ。それで更新が遅れてしまいました。

さて、この植樹は「千年希望の丘プロジェクト」という名称で過去に数回行われていたようですが、このボランティアに対して一般社団法人生花通信配達協会(花キューピット)も関わっていたとの事でボランティアに参加してきたわけです。震災瓦礫を積み上げた防波堤に盛り土して、そこにブナや山桜などの苗木を植えていこうというプロジェクト。その意識や活動は良いものだと思いますし、協力できるものならいつでもしたいと思いました。花屋側の意見として若干、山桜などは海風では育たないのではないか?等の不安はございますが、色々と多様性のある苗木を植えているようですし、それらがある程度育つ頃には、別の植物も出てくることでしょう。大切なのは続けることと、維持管理を誰がするのか?といった事ではないでしょうか。立ち上がりや運営に何やら宜しくない噂も聞きますが、やっている事は素晴らしい事です。

しかし…これだけは申し上げておきたくて記事としました。昨日の仙台は異例に暑かった!快晴で気温もグングン上がり、今年最高だったのではないかと思う気温でした。そんななか、午前10時からの式典という事に4000人を超えるボランティアが集まり、9時程度から丸々4時間以上、炎天下の下にさらされ続けたのです。作業は1時間程度、受付から式典が2時間以上もかかって、やっと植樹です。呼び物だったのでしょうか、ミュージシャンの倉木麻衣さんまで来て挨拶と一曲披露ですがアカペラで何かを歌っていた…程度の記憶しか残りませんでした。植樹プロジェクトの中心人物のお歴々が次々と挨拶をし、続いて衆議院議員、参議院議員、県議会議員、市議会議員の紹介やら挨拶。参加者からは「もういいよ」「早くしろ!」のヤジまで聞こえてきていました。来ているわけでもないのに大物政治家なら名前だけでも披露するといった、一体どこを向いて行っているイベントなのか疑いたくなる式典です。植樹のボランティアと、植樹の行為がメインであるはずが、式典の時間が延々と続く。ついには数名の熱中症発症者まで出しました。大事に至らなかったようですが、もしもでもあったら大変です。炎天下であろうがなかろうが、雨天だろうが寒かろうが、こうしたボランティア相手に式典を延々とする神経がまったく理解できません。まぁ市役所も関わっているようですから通り一遍のレジメテンプレートにでも従ったのではなかろうかと思うわけです。想像力の無さはこういったところで発揮されるのでしょうか。
この「式典」。とにかく震災後に思い知らされた被災地は多いのです。いろいろな団体やいろいろな個人からモノ・カネを問わずいろいろな支援がありました。特に子どもに関わる部分は多く、小・中学校への支援は多かった。しかしその都度に求められるのが「式典」です。支援を送る側もタダでは帰って来られない。集めた支援の報告をしなければならないため、色々な見返り…は言い過ぎですが「証拠」を欲します。目録と書かれた封筒を手渡ししている写真を一枚撮らせて欲しい程度から始まり、全校生徒を集めて式典を開き、後日被災児童に「感謝の手紙」を書かせたり、校庭でコンサートを開くからと、一ヶ月も前から校庭や体育館の下見、教職員との会議、設営、誘導などの練習と、被災して生活さえままならない人々を相手に何を求めているのかと怒りさえ覚えそうになる有様です。

被災している人・場所なんです。そこには生きることさえままならない人がまだまだいます。ご支援は嬉しい。しかしその人たちになにを求めているのでしょうか。政治家へのオベンチャラが必要ですか?それを用意された政治家は嬉しいのですか?4000人を前に嬉しくなって延々と喋るのですか。私は絶対彼らに投票しないと思いました。


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