2013年02月03日

#0445 お供えのこと

今年の冬はとても寒いですね。1月の仕事を振り返ってみて、ご葬儀の多さに驚いたわけです。寒いとお悔やみの需要が増えます。店長です、こんにちわ。これも花屋の仕事です。

さて、1月に亡くなる方が多いという事は、その後のご法事も多いという事になります。当店周囲にあるお寺では毎週のようにご法事が行われ、それでまた当店のお花が動く。嬉しいのではございますが、ご不幸の土台の上での収益であるということをキモに命じなければなりません。当家先祖歴代の家訓の一つですが、『ご葬儀でのお清めの塩や水などで禊いではならない』というのもこれがあります。通常ですと死の場所で穢れ(けがれ)た体を禊ぐ(みそぐ)ためにお清めをしてから帰宅する風習がございますが、当店は真逆。それをも糧に生活しているのですから穢れすら畏怖と敬意をもってこそという先人の知恵でしょうか。着た喪服をすぐにクリーニングへ…ということもしませんね。しばらくはそのまま吊っておきます。
インターネットからのご注文も1月に限りますと各種御祝いよりもお供えのほうが多いですね。ここで注意深く見ているのが「ご葬儀」であるご注文なのに「配達日指定をしない」というご注文。通常ならば通夜か告別式に合わせます。すでに済んでしまっていれば「なるべく早く」などとなるはずですが、指定されていない。当然このようなご注文は初めてのご注文主の場合、配達先様へのイヤガラセか当店へのイタズラも疑うわけですが、最近ではもう一つの可能性があります。ペットのご供養です。通夜・ご葬儀まではしていない。しかし人間同様に家族として生きてきたペットのお悔やみに友人・知人などから贈られるお花です。しかしご注文主の立場となると「ペットのお悔やみで…」と書いてしまうと、私達花屋側が人間ではないのか…と手を抜いてしまうことを心配して「ペットでして」とは言わないという。コレは思い違いですからね!人間でないものの供養だから手を抜くなどあり得ません。逆にもっと考えて作りますよ。人間のご葬儀のように格式や風習がないわけですから、より飼い主様の気持ちを和らげることに注力した制作となるのは必然でしょう。可愛らしかったり明るめにしたり。犬であろうがネコであろうがイグアナであろうが、当店は亡くなられた方よりも施主様、家族や飼い主様を第一に考えていますというステマ(ステルスマーケティング)…になってないけど。


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