2012年05月06日

#0406 虫のこと

春を通り越して夏になったかのような気候になっている地域もあろうかと思います。じつはゴールデンウイークが明けてからが一番いい気候なんじゃないかと思うのですが。店長です、こんにちわ。暑いのキライ。

さて、「蠢く」(うごめく)という漢字がありますが、よく考えたものだなぁと感心するわけです。春になると花々や植物が芽吹くばかりでなく、虫もまた動き出すんですね。この時期、もっとも花屋さんを悩ませるのがこの虫です。バラやカーネーションなど、背の高くならないお花はキッチリと管理された環境ですから虫が這い出てくるなんて心配はほぼないのですが、問題は枝物です。サクラやボケやナナカマド、ドウダンなどのツツジなどもですが、仕入れた時にはキレイなんです。全く虫が付いているような気配はない。しかしこれを納品し数日経ってから…。飾っていた環境が外気温よりも暖かいため、虫が卵から孵って這い出てくるんですね。今時期のクレームが多いのがこの虫です。幸いクレームというほど重くなく捉えてくださるお客様が多いので助かっている部分があるのですが。
今時期の虫だけはどうしようもなく予防ができないのです。虫は秋になると極小の卵を木肌や堅いツボミの中などに産み付け、越冬して春になってツボミが緩んでくると一緒に這い出してくる。お花屋さんでは当然、満開のお花は売らないため、ツボミの状態での販売段階では虫が出てくるのか、卵があるのかの判断ができないのです。いけ花など日々お花に接している方々は「虫が付くほど美味しい新鮮な枝物なのね」と笑ってお許し頂けるのですが、これが飲食店などのオブジェとなると笑い事では済まされなくなります。ですから飲食店などは特に季節感として季節の植物を飾るのですが、可能な限り飲食の場から離れた所に飾っていただくよう注意喚起したりするのも今なのです。特に飲食店の店内は暖かいですからね。お花が悪くなるのも同時に起こるため、鮮度の悪い、しかも虫のついた花だという評価をされたら最悪なのです。防虫や殺虫剤を使おうにも飲食店の店内でこれらの臭いを出すわけにもいかず頭が痛い。

なぜ奴らはああもグロテスクなデザインなのでしょうかね。もっとこう…なんというか可愛らしかったり、愛嬌があれば人間の寵愛を受けられたかも知れない。もしくは美味しく食べてもらえたかも知れない。しかしどうもあのデザインは…。確かに一部にはおりますよ、虫が可愛くて可愛くて仕方ないという趣向の方々が。彼らを否定するつもりはございません。私だって人に胸を張れる趣味ばかりじゃないかも知れませんからね。色々なものが奥底で蠢いているかもしれない店長でした。


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