2012年04月15日

#0403 ニンニクのこと

当店店頭には今「行者ニンニク」の苗が売れています。花屋さんなのに食せる苗も置いたりするので珍しさもあるのでしょうか。店長です、こんにちわ。滋養強壮とか惹かれる男。

さて、行者ニンニクとニンニクは別モノなのですが親戚のようなものですし久々に花屋さんらしく植物を焦点にニンニクをネタとします。滋養強壮で有名なニンニクですが、分類としてはネギ科となります。花も白い小花です。鑑賞に堪えるほど丈夫ではないのですが、白い花を咲かせたりします。歴史的には中国あたりが原産と思われているのですが、史実として古代エジプトで栽培されており、当時ピラミッドの建造に従事した人たちには必ずニンニクを食べるように指導されていたと言います。スゴイですね。(ちなみにピラミッド建設は奴隷などを使っていたわけではなく、現在でいう公共事業として考えられていたようで無職の国民を募集していたようです。「ハコモノ行政」ですね。)世界中で消費されるニンニクの8割が中国産で、国産ニンニクの8割が青森県産です。「田子(タッコ)ニンニク」が有名ですね。ニンニクの効用として高い殺菌作用もあります。これからの時期は病原性大腸菌O-157などの繁殖を抑える効果が実証されており、特にナマモノなどと一緒に食べるだけでリスクを軽減できるようです。
ニンニクのリスクとしてはやはり「口臭」ですね。アレだけはどうしようもない。「無臭ニンニク」などもありますが、あまり効果がないようです。というのもニンニク自体は臭いがありません。切ったり潰したりしたときに出る、複数の成分が混じり合うことであの悪臭になるようです。その悪臭は消化後も体内に残り一定時間は体臭にまで影響するほどですからキョウレツです。前述ではないですが、ピラミッドは当時かなりニンニク臭かったのではないかと…(笑)。リスクの二つ目として、あまり知られていないのですが「赤血球を破壊する」というものがあります。摂取量にもよるのでしょうが、あまり大量に摂取すると赤血球が破壊されて減少してしまうことから急性貧血や血尿などになるようです。そうなった事はないのですが。ここで「あっ!」と気づく方はスルドイ。吸血鬼ドラキュラがニンニクを嫌う理由はここにあるのではないてしょうか。せっかく生き血を吸ってもニンニクの作用で赤血球が破壊されてしまっては意味がないから…か?と。そんな大昔からニンニクの効果は知られていたという事なのでしょうか。
古事記ではヤマトタケルが食し、源氏物語では「ニンニクを食した後だから会いたくない」という旨の台詞があり、徳永家康の死因はニンニクの食べ過ぎではないかという説まである。じつに奥深い!
滋養強壮として有名ですが古代の仏教では、元気になりすぎて煩悩を祓えないということから食べるのを禁止されていたといいます。現在では栄養ドリンクに必須ですが、ニンニク自体の効果よりもむしろ、一緒に含まれているビタミン群がニンニクの成分によって消化吸収されやすくなるからのようです。ニンニクの成分アリシンがビタミンB1「チアミン」に作用してできる「アリチアミン」を製剤化する事に成功し、これを「アリナミン」として販売し始めたとか。最近栄養ドリンク漬けになるほど飲んだりしていたのですが、正直申しまして、そんなに疲労回復に寄与しているとも思えないわけですね。でもいざ寝ようとすると眠れなかったり…とくにヘソの下が…ごほっ。

最後に、「ファイト!一発!」で有名なリポビタンDですが、あのテレビCMでは危機を乗り越えてから飲んでるんですね。これから危機に直面するという時に飲んでない。アレ?でも確かにテレビCMでも「肉体疲労時の栄養補給に」と言っている…。どうやら私は用法を間違えていたようです…。




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