2012年03月11日

#0398 黙祷のこと

あれから一年ですね。一年がとても早かったように感じます。本日に限ってはどこもかしこも震災関連ばかりですが、触れないわけにもいきませんので。店長です、こんにちわ。今日は黒ネクタイで仕事してます。

さて、震災でお亡くなりになられた方々の一周忌として多くのご注文を頂きました。真摯に対応するようつとめておりましたが、仕事の方面からこの一周忌を振り返りたいと思います。まず当店へのご注文で一番多かったのが10日着指定でのご注文でした。やはり本日11日着では受け取られる方もお忙しいという配慮があっての事と思います。昨日10日に当店のお花をお受け取りになられたお客様から、今度は電話が来ました。「大変いいお花をありがとう。私も送りたいのですが、11日に間に合いますか?」と。聞けば同じ仮設住宅内で知り合いになった方々にお供えのお花を送り合いたいとの事でした。皆同じ境遇で仮設住宅での生活をしておりながら、お花を送り合おうというお気持ちに胸を打たれたものでした。原則、当店ホームページからのご注文を電話にてのご注文はお受けしておりませんが、仮説上宅という境遇においてネットやパソコンが完備されてるとは思えず、また当店からのお花を受け取られた方からのご注文という特殊性もあり、電話でのご注文に対応しました。本日の黙祷時刻までにはすべて配送が完了し間に合ったことに安心していたところです。基本的に日曜は定休日を頂いている当店店頭ですが、本日はお墓参りもあろうかと開店してお待ちしておりました。意外と少なかったのですが、まぁ沿岸部からは若干離れていますし、準備は前日までに終えられたのと、まだお供えするお墓や菩提寺がないという状況なのではないでしょうか。しかし昨日の仙台は大混雑でした。全国から仙台に来られた方々が多かったに思います。
発災から一年、区切りという見方はしたくないのですが、いつまでも後ろを向いてはいられません。特に奇跡的にもなんの人的被災もなかった当店です。より前に進むべきでしょうし、本日を境に気持ちを新たにする方々も多いと思います。一緒に新しい東北を目指して頑張りたいと思います。2時46分、当店周囲のお寺では一斉に追悼の鐘を鳴らし、歩行者はもとよりクルマも路肩に止まって海の方角に向かい黙祷を捧げる姿を見ました。皆気持ちは同じだと再確認しました。もちろん私も店外に出て一緒に黙祷を致しました。

今後も問題は山積ですが、とにかくは原発ですね。あればかりは我々だけでどうにかなる問題ではない。もっとしっかりと対応して頂きたいと思うのですが、福島の方々の心配は計り知れないものがあります。先日知ったのですが、フランスでは今まさに廃炉作業をしている原発があるんですね。廃炉と一言に言いますが、これにも大変な苦労と問題があります。正常に停止し廃炉作業をするだけでも大変な時間と手間と人員を必要とし、そこから出た配管ひとつ、ネジ一本、ゴミの一つに至るまで高レベル放射性廃棄物なんです。福島原発では津波と爆発で残骸だらけですからね。これをどのように処分するのか…。日本では放射性廃棄物の最終処分地が未定なまま原発が乱造されています。これから徐々に無くしていく方向で間違いないのでしょうが、どこが負担して最終処分地とするのでしょうか。青森県の六ヶ所村でも『中間』貯蔵施設なんです。放射能の心配が無くなってはじめて真の復興といえるのではないでしょうか。最低でも30年以上かかる気の遠くなるような道のりですし、おそらく私の残りの人生は放射能を気にしながらの生活になろう事と思います。しっかり子供達にも伝えていかねばならない事でしょう。今は動画や写真などもいつでも見られる世の中ですし、伝えていく事に関しては間違いないと思いますけどね。

震災の犠牲者になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。また、震災直後より多大なるご支援を頂きました世界中の皆様に心より御礼申し上げます。少なくとも当店は元気です。
震災直後でもこのコラムを更新していたくらいですからね!


にほんブログ村 花ブログへ
当店へ復興のクリック
花束とアレンジメントのギフト フラワーゼーレ
この記事へのコメント
是非コメントを書き込んでください
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

フラワーゼーレの前身となる「高橋生花舗」時代の
店長コラムはこちらをクリックしてください。