2011年08月28日

#0370 老舗のこと

昨年9月でしたが、当店は合資会社という形態から株式会社に組織変更してまして、そろそろ株式会社化して一年という事なんですね。店長です、こんにちわ。株式会社化してもなんにも変わっていない気がする…。

会社の形態としましては合資会社という形態でも約50年は続いており、その前はもう何がなにやら…といった感じです。分かっているだけで明治4年創業(1871年)ですから今年で140年という事になりますね。まぁ花屋さんなんて商売は『バケツと水と花があればいつでも出来る商売』と言われ、確かに的を射ているナァなんて感心したりするのですが、それでも長く続けてますよね。お得意先様とこの話になると大変驚かれますが私個人としましてはあまり実感がないというのが正直なところです。逆に140年も続いてるんだぞ!なんて偉そうにしていても仕方ないですからね、私が140年経営してきたワケじゃないんですから。代々に継いで現在ですし私は先代までとは別人格ですからね、長く商売している事を前面に出して有利に事が運んだなんて少なくとも私の経験上ではありません。ただ、大変長く、それこそ100年を超えるようなお付き合いをしているお得意様団体や組織があって、大変なご愛顧をいただいて(…というより可愛がってもらって…のほうが表現として当たってる?)おります。

花屋業界内外でも陰にあってはこの「老舗」とそうでないお店との距離を感じられる方が結構いたりましす。「新参店のクセに」とか「老舗の凝り固まった体質」だとか陰で言い合っていたりする。全く馬鹿げているし、どちらにも魅力と利点があって短所もあると思うのですが、強いて言えば新参店のほうが「お花屋さんになりたくて始めた」という気概がある事は確かです。お花屋さん稼業も私で5代目ともなると、私が花屋さんになりたかったかどうかはさして問題ではなく、むしろ継いで当然であり、誤解を恐れずに言えば「お花が好きかどうかは二の次」という側面もあります。私も正直申しまして、学校卒業してすぐには花屋稼業やお花というものが好きかと問われれば「生きるための手段」としか答えなかったでしょう。今は当然ながら大好きですよ!この週一度更新のブログをご愛読頂いている皆様なら分かって頂けると思いますけど。

今の私の心配事は「この商売を自分の代で潰さないように」と「息子が継いでくれるのか?」の二つですね。潰さないように…コレも大変です。こんなご時世だから…?私の手腕…?ナーバスにもなりますが先代までにもこんな時期はあったはずで、私はまだ恵まれているのだとも思っております。息子が継ぐか…?コレは問題ですね。継いで貰いたいか?と問われると考え込んでしまう自分がいるのも確かなんです。継いで貰いたくないわけじゃないけれと、自分の夢や目標を花屋さんに投影できるのか?仕方なく継ぐ…ということだけはして欲しくないんですよね。

「三代続けば末代続く」とは誰が言ったのでしょうかね…。お家と稼業は別という解釈なんでしょうか???


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