2011年02月27日

#0344 社内公用語のこと

ユニクロや楽天など大企業での社内公用語を英語にするという発表があってからしばらく経ちました。社内では全て英語ってどうなんだろう…と思っていたのですが。店長です、こんにちわ。当店社内公用語は仙台弁だっちゃ!

さて、楽天に勤めている東京の友人も最初はボヤいていたのですが、しばらく振りに近況を聞いてみたところ、何とかなるものなのだなぁと感心しました。必死に勉強していたようで、しかも冷静に考えれば一日の大半を勤務時間で過ごすサラリーマンにとって、社内すべて英語というのは軽い留学のような環境になっているとの事。社内公用語を英語に…という決定の真意は分かりかねるものの色々考えてみると、経営者としての英断が伺えたりするわけです。

1.多国籍企業としての公用語
 コレは大きいでしょうね。これから多国籍企業としてやっていくなら、国をまたぐ会議などに公用語が決まっているほうがやりやすい。しかも会議資料なども各国の言語に合わせる必要がない。積極的に日本人以外の有能な人材獲得を考えれば、言語の壁はないに越したことはなく、それなら日本語を公用語にするより英語にしたうがはるかに効率的です。

2.社員に対する意識付け
 これは経営者としての英断として素晴らしいのか恐いのか。つまり国際的に有能な外国人も獲得していく中で、日本人だというだけで優位になれないよ、英語を覚えなさいってだけでは誰も実行しない。出世を狙うなら強制力がある会社命令として無理矢理にでも押し進められたら、やらざるを得ないわけですし、その言語の壁が一つなくなるわけです。逆に言えば、それでもできない社員は役員であってもふるい落とされる…恐い部分です。ここで考えられるパターンとして『仕事も英語も出来る』『仕事ができるが英語が出来ない』『仕事は出来ないが英語は出来る』『仕事も英語も出来ない』の4種類に分かれます。両方出来ないのは会社を去っていくのでしょう。両方出来ればこれがベスト。問題は2番目と3番目ですが経営者なら間違いなく仕事が出来るほうを取るでしょう。なので何でもかんでも英語っていうわけでもないようです。しかし少しでも慣れていこうという雰囲気があるため、トイレ内であっても英語で会話するようになったとか。

3.ヘタのほうが会議がはかどる
 必死に伝えようとする姿勢が心を動かすようで(笑)。上手に話せる事と、たどたどしい英語でも伝えようとする姿勢とは別という事の表れですね。あまり語彙も持たないため余計な会話もないといいます。で、退社したのちに有楽町なんかで一杯ヒッカケた時に日本語で会話すれば同僚との意思疎通もバッチリだとか。

こう聞くと『経営者は何を考えてんだろうね、美しい日本語を捨てるなんて』と思った自分が恥ずかしい。楽天やユニクロの母体たるファーストリテイリングは、単に大企業・売上高増益を目指しているのではないのかも知れません。これから日本国内は人口減少に向かいます。高齢化によって売り上げの確保も難しくなります。増してあれほどの企業に現状維持は許されないのです。株主がいますからね。つまり日本国内のマーケットに限界を感じているからこその多国籍化であって、その外貨でもって日本国内の経済を支える一端になろうという責任もあるのでしょう。ひるがえって日本のために母国語を公用語にしない…のではないか。そこまで考えているとすれば凄いなぁと。

で、輝かしい日本の繁栄の為、明日から当店も社内公用語、及びこのホームページもすべて英語表記といたします。

…ウソです。言ってみたかっただけ。ごめんなさい。


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