さて、当店は女性より男性スタッフが多く(社員数もそんなにおりませんが)ですので、当然私も当たり前に接客はいたしますし、それがあるからこそ今のお客様の動向を知れると考えております。社長室(ないですが)でふんぞり返るようなのも憧れがないといえばウソでしょうが、必死に稼がねばならないのは零細中小企業のスタンダードということでしょう。「カリスマ店員」という言葉も流行りましたが、その当時はどちらかというと女性のアパレルか何かで女性客に人気の女性スタッフという色彩が強かったように思います。女性客が来店の動機付けにイケメンのスタッフというものを挙げるのもご時世なのでしょうか。ウチでも若くてカッコイイ店員さんとか入れたいなぁと思うのですが、なかなか上手くはいきません。それ以前に男性のほうが多い当店で「カンバン男子を採用しようと思う」なんて、今いる人たちに、ともすると私自身の自尊心すら傷つけるのではないか…までは考えてませんが。ないですって!
私も日常的に接客しているのですが、結構言われるのが「男性なのにお花作るんですね」とか「センスの世界で男性が花束を作るのは珍しいですね」といったご意見。どうもやはりお花屋さんは女性が接客するのがイメージのようです。そう言われると途端になんだか恥ずかしくなるから不思議ですが、皆さん一様に「男性なのにお上手ですね」とお褒め頂けているので報われているといいますか。そうは言いつつも私も職業によって性別を限定してしまう偏見はあるわけで、回転寿司の板前さんに女性が立っていたのを見た時には妙な違和感を感じたものです。寿司だって料理なんですから、女性が板前をして何がオカシイか?と頭では分かっているんですけどね。
年上のおば様達には人気があるカンバン男子、店長でした。
…自分で言っちゃったよ。
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